ホワイトデーのプレゼントに『デザインがオシャレな箱のウイスキー』５選【2020年3月版】

世界に3000種類以上あると言われているウイスキーは、製法や味も様々ですが、今回はその中から「デザインのオシャレな箱のウイスキー」を５つご紹介します。

ブナハーブン12年

『ブナハーブン１２年』は、アイラ島北東部のブナハーブン蒸留所でつくられているシングルモルトウイスキーです。
「ブナハーブン」はゲール語で「河口」を意味し、その名の通り蒸留所はマーガデイル川の河口にあります。

アイラでは珍しいピートをほとんど炊かない製法のためアイラモルトの特徴であるスモーキーさが少なく、クセのない爽やかな風味や優しい甘さ、奥に感じるコクが特徴的です。
カティサークなどのメイン原酒としても知られています。

スモーキージョー　アイラモルト

スコットランドのザ・リーディング・スコッチ・ウイスキー社から出ているブレンデッドウイスキーです。

数種類のアイラモルトがブレンドされており、ノンチルフィルタードという珍しい製法でつくられています。

ノンチルフィルタードとは、通常ウイスキーや樽の成分の沈殿や白濁を防止するために行われている「冷却濾過」という工程を省くことでより風味を残した状態でボトリングすることのできる製法のことです。

「スモーキージョー」という名前の通りスモーキーさが強く、コショウやレモン、ピートから来る海藻のような風味や甘さが特徴です。

ラフロイグ　セレクトカスク

ラフロイグのスタンダートである「１０年」が、ファーストフィルという一度バーボンの熟成に使われたホワイトオーク樽を使用しているのに対し、「セレクトカスク」はバーボン樽と二種類のシェリー樽によって熟成されています。

具体的には、二種類のシェリー樽とバーボン樽で熟成された原酒をブレンドした後、さらに、ヴァージン・アメリカンオーク樽で後熟することにより、独特の味わいをうみだしています。

「１０年」と比べるとスモーキーさや口当たりがマイルドになっており、甘味が強く風味の複雑さが増しているのが特徴的です。

黒色部分にはセレクトカスクに使われている４つの樽をイメージしたクローバーのような記号があります。

グレートキングストリート　コンパスボックス　グラスゴーブレンド

エディンバラのコンパスボックス社から出ているブレンデッドウイスキーです。

「グレートキングストリート」とは同社の所在地にある通りの名前で、通常品である「アーティストブレンド」に加え、「グラスゴーブレンド」は「スモーク＆シェリー」というコンセプトのもとにつくられた新しいウイスキーになります。

ノンチルフィルタードでつくられており、「アーティストブレンド」よりもモルトの含有率が高いことが特徴です。

絶妙なブレンドのバランスによって、グローヴやアニスなどのスパイス、バニラやレーズンなど多彩な味わいを楽しむことができます。

グレンファークラス12

スコットランドのスペイサイドでつくられているシングルモルトウイスキーです。

「グレンファークラス」とは、ゲール語で「緑の草の生い茂る谷間」という意味になります。

１２年以上のシェリー樽と新樽の原酒を使用したグレンファークラスのスタンダードボトルで、スペイサイドモルトかつシェリーカスクという点においてマッカランと比較されることの多いウイスキーです。

シェリーカスクらしいイチゴやプラム、ドライフルーツなどの甘い香りが強く、奥にはカラメルやスパイスも感じられます。

まとめ

今回は「デザインのオシャレな箱のウイスキー」を５つご紹介しました。
ウイスキーはそれぞれが異なったこだわりのデザインや味を持っています。