滋賀県 長浜市にある【長濱蒸溜所】へ見学に行くなら必見情報!蒸溜所の見どころや、レストランのポイントをご紹介
とうとう念願だった長濱蒸溜所へ行くことができました!
日本最小クラスと呼ばれる程、実際は小規模だったんでしょうか?
今回は滋賀県長浜市にある『長濱蒸溜所』が、実際どれぐらい小規模だったのか、また施設内にあるレストランの料理はどうだったのか、マルっとご紹介していきます。
ぜひ、お近くにお住まいのウイスキーラバーの方、また遠方でも興味がある方は参考にしてください。
滋賀県 長浜市にある長濱浪漫ビールが運営する『長濱蒸溜所』をご紹介
長濱蒸溜所は、琵琶湖の上側に位置する滋賀県長浜市にある、江戸時代から残っていた米蔵を改修した蒸溜所です。
(JR長浜駅から徒歩で約8分ほど)
施設内は、クラフトビールの醸造所・ウイスキー蒸溜所・レストランとショップがあり、蒸溜所だけに限ると面積はわずか8坪程(約16畳、リビング程の大きさ)しかありません。
長濱蒸溜所を運営する長濱浪漫ビールは、1996年からクラフトビールを製造し続けている会社です。
『長濱蒸溜所』自体は2016年11月から稼働し、ビール造りと併設した形でウイスキー造りがスタートし、2017年からはニューメイク(熟成前の原酒)を発売しています。
長濱蒸溜所のテーマ『100年後国内外のウイスキー愛好者から喜んでもらえるウイスキー』を夢に、『一醸一樽』をモットーに、マスターブレンダーの清井 崇さんや、蒸留責任者の屋久佑輔さんをはじめとするスタッフの方々が、地ビールを作ってきたノウハウを駆使しながら、少量生産でこだわりのウイスキー造りを行っています。
【特徴】蒸溜所のスペースは『日本最小クラスの蒸溜所』!
実際行ってきて、蒸溜所のスペースが想像していたよりも遥かに狭くて驚きました。
蒸溜所自体は16畳程(リビングぐらい)のスペースなので、今回はツアーでなく行きましたが、次回はぜひ見学ツアーでより楽しもうと考えています。
蒸溜所の入り口を入ってすぐ見える糖化槽
長濱蒸溜所では、元々 地ビールを行っていたことから、麦芽の粉砕工程から発酵まではビールの製造と兼用しています。
発酵槽に関しては、2階に6基ステンレス製のものが設置され、その内4基がウイスキー作りに割り当てられているそうです。
(※下の写真は糖化槽です)
長濱蒸溜所のトレードマーク瓢箪型のポットスチル
見た目が可愛らしい瓢箪型(アランビック型)のポットスチルが並んでいます。
(※初留2基・再留1基です)
お土産(ショップ)コーナーは長濱蒸溜所のウイスキーが購入可能
一般に販売されているものから、限定のものも購入ができるので、限定ボトルが欲しい方はぜひオススメです。
長濱蒸溜所内の『レストラン』のご紹介
長濱蒸溜所に併設されているレストランは、まるで北欧のレトロな木造建築のパブといった内装でした。
レストランの席数は全126席もあり、非常にゆったりとした空間で宴会にも最適です。
料理が最高に美味しかったです。
価格もお手頃で、品数も豊富、そしてハイボールが驚きの美味しさでした。
絶対に飲んでもらいたい!ここでしか飲めない『長濱ハイ』
長濱蒸溜所が販売する定番ラインナップの一つ、熟成前の原酒(ニューメイク)を使用し、獅子ゆずで爽やかに仕上げられたハイボール『長濱ハイ』です。
お好みでピートタイプかノンピートか選べます。
これまで飲んできたハイボールの中で、一番美味しかったです。
柚子の上品なほろ苦く爽やかな香りと、熟成前とは思えないモルティーな味わいが堪能できました。
価格も660円(税込)と、至って普通の値段に抑えられていますが、その味わいからすると安すぎる印象を持ちました。
ぜひ、皆さんもお試しください。
オススメのおつまみ料理はこちら
料理は近江牛にこだわりA4ランク以上のもの、滋賀県の名物『鮒ずし』や地元の野菜など、こだわりづくしの料理が堪能できます。
- A4ランク以上の近江牛
- 近江野菜
- 滋賀県の名物『鮒ずし』『赤こんにゃく』
- ビールの定番フィッシュ&チップス
- 飲みの〆にはカレー
おつまみの定番『フィッシュ&チップス』『ポテサラ』『ナチョス』『鮒ずし』など
フッシュ&チップスの食べ応えには驚きました。
今回は他のメニューも沢山食べたかったのでハーフを注文しましたが、ちょうど良かった印象です。
近江牛の旨味が堪能できるA4ランク以上の『近江牛イチボのローストビーフ』
希少な『イチボ』なので歯がなくても食べられるほど柔らかく、程よい霜降りが入って肉の優しい甘さと赤身の濃い味わいが堪能できます。
チーズの盛り合わせと〆に長濱蒸溜所の『手作り焼きカレー』
チーズは比較的、クセが少ないものばかりだったので、どなたでも食べやすい盛り合わせでした。
『手作り焼きカレー』は、あっさりとしていながらも、スパイシーなカレーにまろやかなチーズで食べやすく、どんどん食べてしまうそんなカレードリアでした。
長濱蒸溜所までのアクセス
長濱蒸溜所はJR長浜駅から、徒歩で約5分ほどの場所にあります。
大阪・京都方面からでも滋賀からでも、非常に交通の便が良い立地です。
また、長濱蒸溜所の周辺はちょっとした観光地でもあります。
- 滋賀県方面から[所要時間:約1時間]
JR大津駅〜JR長浜(※新快速で約56分)+駅から徒歩で約5分 - 京都方面から[所要時間:約1時間10分]
JR京都駅〜JR長浜(※新快速で約1時間6分)+駅から徒歩で約5分 - 大阪方面から[所要時間:約1時間47分]
JR大阪駅〜JR長浜(※新快速で1時間42分)+駅から徒歩で約5分
長浜市の観光スポット
長浜蒸溜所の近くには、『黒壁スクエア』と呼ばれる江戸時代から明治にかけて建てられたレトロな街並みがあり、そこではガラス工房や体験教室、カフェなどの観光スポットがあります。
コロナ前には年間で役200万人が訪れていました。
また、付近の商店街の中には海洋堂フュギアミュージアムがあり、コレクターの方は必見です。
長濱蒸溜所へ訪れるなら、ぜひ見学ツアーを!
小規模の蒸溜所なので、見学ツアーで深く楽しむのがオススメです。
我が家は、今回は個人で行きましたが次回は参加しようと考えています。
見学ツアーは2種類あり、30分程度のツアーと一泊2日の体験ツアーです。
どちらも定期的に開催され、予約制になっているのでご検討されている方は、お早めに応募することをオススメします。
- 所要時間:約30分
- 内容:蒸溜所の案内とテイスティング
- 料金:1人→2,200円(税込)
- 所要時間:1泊2日(12:00〜翌日13:00)
- 内容:蒸溜体験
- 料金:1人→44,000円(税込)
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