【新蒸溜所】鹿児島県の大隅地方で新たに「菱田蒸溜所」が誕生!|焼酎で有名な天星酒造のウイスキー事業(2022年10月から開始)

焼酎で有名な鹿児島で、2022年10月から新たにウイスキー事業として稼働した天星酒造の【菱田蒸溜所】をご紹介!|120年以上、焼酎作りで培ったノウハウが大隅地方で初のモルトウイスキーに注ぎ込まれます。
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今回は、焼酎などの蒸留酒が有名な鹿児島に、新しくできた蒸溜所「菱田蒸溜所」をご紹介します。

マスター蔵本

菱田蒸溜所を運営するのは、芋・麦焼酎を製造する天星酒造ですね。
そのノウハウがウイスキー作りに活かされるので、大きな期待を集めていますね。

菱田蒸溜所は、2022年10月13日にウイスキー製造免許を取得し11月からモルトウイスキー製造を開始しています。
まだウイスキーの発売は数年先になりますが、ぜひ今後の参考にしてください。

目次

天星酒造の新事業として、ウイスキーにスポットが当てられ創設!

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菱田蒸溜所を運営する天星酒造(旧:老松酒造)は、1901年に鹿児島県大崎町菱田の地で創業しました。

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確かこの地域の水は、平成の名水百選に入った(普現堂湧水源が源流)県内で珍しい、ミネラル分を多く含まないトップクラスの超軟水だと有名ですよね。

天然で超軟水の湧水は、高隈山から地中でゆっくりと濾過されながら、菱田の地域を通り海岸まで流れています。

焼酎造りが古くから盛んな鹿児島県内でも、地下に流れる名水は唯一無二の酒造用の水として有名でした。
そのため明治の頃は、20軒以上の酒造会社で賑わっていたそうです。

現在でも天星酒造は、この地下水を汲み上げ焼酎の製造に使用しており、今後のウイスキー製造でも地下の名水が活用されます。

ウイスキーの製造工程から着想を得た独自の製法で作られた焼酎も登場!

菱田蒸溜所を運営する天星酒造がTWSC(2021と2022)で2年連続、最高金賞を受賞した焼酎
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また、最近ではウイスキーの製造工程ミドルカットから着想を得た、新たな製法『早垂蒸溜』を独自開発し注目されています。

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『早垂蒸溜』とは何ですか?

早垂蒸溜は、簡単に言うと「味・香りが良い部分だけ抽出する」方法です。
その蒸留方法で作られた『芋焼酎 天星宝醇赤』は、2021年・22年に東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で、が2年連続で最高金賞を受賞しています。

独自開発した早垂蒸留の芋焼酎

2022年10月から開始された『菱田蒸溜所』とは?

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焼酎で有名な鹿児島で、2022年10月から新たにウイスキー事業として稼働した天星酒造の【菱田蒸溜所】をご紹介!|120年以上、焼酎作りで培ったノウハウが大隅地方で初のモルトウイスキーに注ぎ込まれます。

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