NEWS|2023年モエ ヘネシー ディアジオ社(MHD)人気の輸入ウイスキー『タリスカー』や『オールドパー』などが価格改定!値上げ情報一覧
モエヘネシーディアジオ社(MHD)は、2023年4月1日の納品分から価格改定を発表しています。
全体的に、約10%程の価格がされるようです。
MHDの輸入ウイスキーは、『タリスカー』以外にも『アードベッグ』や『オールドパー』など、ウイスキー好きには欠かせないボトルを多く扱っています。
今回どのシリーズが価格改定がされていくのか、今後の家飲みライフには欠かせない重要な情報なので、ぜひご参考ください。
ジョニーウォーカー3種類の価格改定
MHDの中でも、高価格帯のジョニーウォーカーのを輸入しています。
『スウィング』『ブルーラベル』『ジョンウォーカー&サンズ キング ジョージ5世』の3種類です。
『ジョニーウォーカー ブルーラベル』は、厳選された希少な原酒だけをブレンドした逸品で、毎年お正月ボトルが発売され人気のボトルです。
種類 | ブレンデッドウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・ジョンウォーカー&サンズ キング ジョージ5世は、1933年代に英国王ジョージ5世が在位していた時の原酒のみをブレンド ・ブルーラベルは希少な原酒のみブレンド |
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ジョニーウォーカー スウィング (750ml) | 【新】5,950円(値上がり:550円) 【旧】5,400円 |
ジョニーウォーカー ブルーラベル (750ml) | 【新】23,100円(値上がり:2,100円) 【旧】21,000円 |
ジョンウォーカー&サンズ キング ジョージ5世 (750ml) | 【新】66,000円(値上がり:6,100円) 【旧】60,000円 |
オールドパーの価格改定
オールドパーは、田中角栄元主相や多くの文化人たちが夢中になったウイスキーです。
日本に初めて入ってきたウイスキーとも言われ、ダルマのような姿のオールドパーは、『斜めに傾けても倒れない』などの縁起担ぎとしても好まれていたそうですね。
種類 | ブレンデッドウイスキー、ブレンデッドモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・クラガンモア蒸溜所のモルト原酒と、グレンダラン蒸溜所の原酒をキーに使用 ・田中角栄元主相や多くの文化人たちが愛飲していたウイスキー |
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ロイヤルハウスホールドの価格改定
ロイヤルハウスホールドは、45種類もの原酒がブレンドされ、上品でリッチな味わいが楽しめます。
英国王室の御用達になっていたウイスキーとしても有名です。
種類 | ブレンデッドウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・45種類の原酒をブレンド ・ダルウィニーの原酒がキーモルト ・英国王室御用達のウイスキーだった |
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グレンモーレンジィの価格改定
グレンモーレンジィは、世界4位(2020年)の売上を誇る大人気のシングルモルトです。
樽のパイオニアとも呼ばれ、ウッドフィニッシュ(=後熟)したウイスキーを初めて市場に出し、現在もその卓越した技術は継承されています。
様々な樽で後熟されることにより、その味わいは個性豊かです。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・スコットランド産の大麦麦芽だけを使用 ・ウッドフィニッシュ(=後熟)に特化し、様々なフレーバーのウイスキーを発売 ・後熟にはシェリー樽、マディラワイン樽、ポートワイン樽以外にも、個性豊かな樽を使用 |
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アードベッグの価格改定
アードベッグは何と言っても、薬品や薬草といったヨード香やピートの香り、そして重厚なスモーキー感に潮気が特長のウイスキーです。
アイラモルトらしい味わいで、柑橘系のフルーティーな味わいもあり、一度ハマると病みつきなる独特の良さがありますね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・アメリカンオーク樽やバーボン樽、オロロソシェリー樽・ヨーロピアンオーク樽・フレンチオーク樽などで熟成 ・ピートのフレーバーは、正露丸に似ていると有名 ・ピート香の強さを表すフェノール値(ppm)は約55ppm(ヘビーなスモーキー) |
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タリスカーの価格改定
スコットランドの文豪が、『酒の中の王様』と絶賛したのがタリスカーです。
胡椒に例えられるスパイシーな風味とスモーキー感が特長的ですね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・アメリカンオーク樽や、ポートワイン樽などで熟成 ・ジョニーウォーカーなどのモルト原酒 |
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タリスカー10年 (700ml) | 【新】5,850円(値上がり:550円) 【旧】5,300円 |
タリスカー ストーム (700ml) | 【新】6,750円(値上がり:650円) 【旧】6,100円 |
タリスカー ポートリー (700ml) | 【新】10,300円(値上がり:900円) 【旧】9,400円 |
タリスカー18年 (700ml) | 【新】18,900円(値上がり:2,500円) 【旧】16,400円 |
ラガヴーリンの価格改定
ラガヴーリンは、アイラモルトらしいスモーキーさと、海藻の香りが特長的です。
アードベッグ同様、正露丸のような香りと例えられることもありますね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・バーボン樽、シェリー樽で熟成 ・ピートのフレーバーは、正露丸に似ていると有名 ・元々は200周年記念の限定品の8年熟成は好評で定番ラインナップに ・ウイスキー評論家マイケル・ジャクソン氏に「アイラの巨人」と絶賛 |
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ラガヴーリン8年 (700ml) | 【新】7,050円(値上がり:650円) 【旧】6,400円 |
ラガヴーリン16年 (700ml) | 【新】11,800円(値上がり:1,600円) 【旧】10,200円 |
クラガンモアの価格改定
クラガンモアは、穀物の甘いフレーバーが特長的で、流通している数は少ないシングルモルトです。
酒屋さんでも見かけるのはマレですよね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・バーボン樽をメインに、ポートワイン樽・シェリー樽などで熟成 ・クレイモアやホワイトホースなどのキーモルト |
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グレンキンチーの価格改定
グレンキンチーは、原酒の9割り近くがジョニーウォーカーなどに使用されています。
味わいは甘味あるリッチな華やかさが特長で、カクテルのベースとしても非常に評判の良いウイスキーですね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・アメリカンオークのリフィル樽や様々なシェリー樽で熟成 ・ジョニーウォーカー、ディンプルなどのブレンデッドウイスキーの原酒の一つ ・仕込み水にスコッチでよく使用されている軟水でなく『硬水』を使用 |
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グレンエルギンの価格改定
グレンエルギンは、スペイサイドモルトらしい華やかな香り(蜂蜜・柑橘系)で、蜂蜜のなような甘さがリッチで上品な仕上がりです。
ホワイトホースのキーモルトの一つとしても有名ですね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・ホワイトホースのキーモルト原酒の一つ |
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カリラの価格改定
カリラはアイラモルトの中でもライトで、甘いピーティーな味わいと円やかな飲み心地が楽しめるウイスキーです。
元々はブレンデッド用の原種に使用されていましたが、現在はオリジナルボトルのシングルモルトが人気ですね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・元々はジョニーウォーカーなどの原酒に使用 ・ピート感を表すフェノール値は34ppm〜38ppm前後 (ボウモアとポートシャーロット10年の間ぐらいです) ・アイラモルト最大のウイスキー生産量 |
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クライヌリッシュの価格改定
クライヌリッシュは、非常に滑らかでクリーミーな飲み心地で、蜂蜜のような濃厚な甘さとフルーティーな香りが特長のウイスキーです。
生産される5%前後がシングルモルトに使用されるので、本数はかなり少ないですが、時折限定ボトルが販売されますね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・バーボン樽をメインに熟成(その他はシェリー樽も使用) ・若干のピート感 ・原酒は主にブレンデッドウイスキー(ジョニーウォーカーなど)に使用 ・シングルモルトは全体の5%前後 |
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オーバンの価格改定
オーバンはの特長は、ハイランドモルトとアイレイモルト(アイラ島)の良さが掛け合わさっていることです。
味わいは、水々しいフルーティーさに加え、スモーキーでピート香を感じられます。
スタンダード品のオーバン14年は、最近日本でも酒屋さんで見かけるようになりましたね。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・全生産量を基本的にシングルモルトに使用(生産量がかなり少ない) |
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モートラックの価格改定
モートラックは昔からウイスキー愛好家の間では、『肉のような旨み(ミーティーさ)』を感じると称されてきました。
野生的で力強く、フルーティーさも兼ね備えるウイスキーです。
種類 | シングルモルトウイスキー(スコッチウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・蒸溜所独自の製法『2.81回蒸溜』を行っている ・ジョニーウォーカーなどのキーモルト原酒 |
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モートラック12年 (700ml) | 【新】8,100円(値上がり:750円) 【旧】7,350円 |
モートラック16年 (700ml) | 【新】15,900円(値上がり:2,100円) 【旧】13,800円 |
モートラック20年 (700ml) | 【新】35,800円(値上がり:4,700円) 【旧】31,100円 |
ホイッスルピッグの価格改定
ホイッスルピッグは、ライ・ウイスキー業界の中で品評会での受賞歴はトップです。
また、珍しい長期熟成の10年からラインナップが始まります。
味わいはライ麦の風味やオイリーさが特長的で、バニラや蜂蜜といった柔らかく甘い香りがします。
種類 | ライ・ウイスキー(アメリカンウイスキー) |
国 | スコットランド |
主な原酒・その他の特長 | ・原料の100%近くがライ麦(ライウイスキーの規定では51%以上) ・2021年10月13日から日本で発売 ・伝説のマスター・ディスティラーである、デイヴ・ピッカレル氏が2007年に設立したばかりの蒸溜所 |
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ホイッスルピッグ10年 (700ml) | 【新】10,500円(値上がり:500円) 【旧】10,000円 |
ホイッスルピッグ12年 (700ml) | 【新】14,700円(値上がり:700円) 【旧】14,000円 |
ホイッスルピッグ15年 (700ml) | 【新】28,400円(値上がり:1,400円) 【旧】27,000円 |
ウイスキーの価格が高騰している多くの原因とは?
- 国際情勢の混乱などで、原料や原油価格、物流費や包装資材の高騰
- 日本のウイスキー需要が国内外で拡大で生産が追いつか無いため、安定供給を行うために生産設備の増強
やはり現状他のメーカーと同様、ウイスキーの価格改定せざるを得ない理由としてキリンからは発表されています。
メーカーにとっては、苦渋の決断ですよね。
今回価格改定されるウイスキーは、どれも大人気のボトルです。そういったボトルは、価格改定以前に入手困難なため希少価値が高くなり、プレミア価格で発売されています。今後は価格改定の影響も少なからず出てくるでしょう。
気になっている方は、ぜひご参考にしてください。