NEWS|2023年人気の輸入ウイスキーが価格改定!値上げ情報一覧(アサヒビールやサントリーetc)
各メーカーから、来年2023年以降の輸入ウイスキーの価格改定が発表されはじめました。
2022年と同様に、今後の高品質な商品を安定供給するために価格改定の決断に至ったと多くのメーカーが発表していますね。
いちウイスキーファンとしては、変わらず応援し続けるしかありません!
とは言うものの、どのぐらい価格改定がされていくのか、今後の家飲みライフには欠かせない重要な情報なので、ぜひご参考ください。
アサヒビール|2023年4月〜価格改定(※2022年12月情報)
アサヒビールは、2023年4月1日から4~46%の範囲で対象のウイスキーを価格改定すると発表されました。
【1】ジャックダニエルの価格改定(700mlを除く)
ジャックダニエルは、雑味は一才感じず全体的にバランスが良く、まろやかな口当たりが楽しめます。
またバーボンらしいバニラ香やスパイシーさな風味もあり、バーボン初心者にオススメの1本です。
種類 | バーボン(テネシーウイスキー) |
国 | アメリカ |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・蒸溜所独自のチャコール・メローイング製法を使用 |
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ジャックダニエル ブラックOld No.7 (1,000ml / 1,750ml) | ●1,000ml 【新】3,370円(値上がり:240円) 【旧】3,130円 ●1,750ml 【新】5,720円(値上がり:430円) 【旧】5,290円 |
【2】ブッシュミルズの価格改定
ブッシュミルズは、なんといっても3回蒸溜による、スムースで軽やかな飲み心地が特長です。
種類 | スコッチウイスキー(ブレンデッド、シングルモルト) |
国 | アイルランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・アイリッシュ伝統の3回蒸溜 ・熟成樽はラインナップによって違います |
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【3】グレンドロナックの価格改定
シェリー樽のエキスパートとして知られるグレンドロナック蒸溜所が作るウイスキーは、全体的に芳醇なフルーティーさが特長的です。
種類 | スコッチ |
国 | スコットランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・シェリー樽熟成のエキスパート(様々な種類のカスクを使用) |
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グレンドロナック 15年(700ml) | 【新】14,000円(値上がり:3,200円) 【旧】10,800円 |
グレンドロナック 18年(700ml) | 【新】17,000円(値上がり:3,920円) 【旧】13,080円 |
グレンドロナック 21年(700ml) | 【新】23,500円(値上がり:6,030円) 【旧】17,470円 |
【4】フォートウィリアムの価格改定
フォートウィリアムは、甘いバニラ香とフローラルなフレーバーに加え、リンゴや洋梨といったフルーティーさも感じる華やかな味わいでうs。
種類 | スコッチ |
国 | スコットランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・日英合作で作られた、日本人の味覚に併せた1本 |
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【5】ブナハーブンの価格改定
ブナハーブンは、アイラモルト特有のスモーキーな味わいが楽しめます。
種類 | スコッチ(12年はシングルモルト、25年はブレンデッド) |
国 | スコットランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・スモーキー感 |
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ブナハーブン12年(700ml) | 【新】6,980円(値上がり:610円) 【旧】6,370円 |
ブナハーブン25年(700ml) | 【新】44,500円(値上がり:4,500円) 【旧】40,000円 |
【6】ベンリアックの価格改定
ベンリアックスモーキーは、フルーティーな甘さと、力強いピート香のハーモニーが特長的なウイスキーです。
種類 | スコッチ(シングルモルト) |
国 | スコットランド スペイサイド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ※ラインナップにより熟成樽は変わります。 ●ベンリアック スモーキー10年 ・バーボン樽 ・ラム酒樽 ・バージンオーク… ●べンリアックスモーキー12年 ・シェリー樽 ・バーボン樽 ・ポートワイン樽 |
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ベンリアック スモーキー10年(700ml) | 【新】5,710円(値上がり:380円) 【旧】5,330円 |
ベンリアック スモーキー12年(700ml) | 【新】6,940円(値上がり:340円) 【旧】6,600円 |
【7】グレンゴインの価格改定
ピートを全く炊かないグレンゴインは、麦芽のフレーバーに注目しクリーミーでリッチな味わいが特長です。
種類 | スコッチ(シングルモルト) |
国/地域 | スコットランド / ハイランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ※ラインナップにより熟成樽は変わります。 ●グレンゴイン18年 ・ファーストフィルのシェリー樽 ・リフィルシェリー樽 |
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グレンゴイン 10年(700ml) | 【新】4,450円(値上がり:650円) 【旧】3,800円 |
グレンゴイン 21年(700ml) | 【新】18,700円(値上がり:2,900円) 【旧】15,800円 |
【8】カナディアンミストの価格改定
カナディアンミストは、すっきりとしたスムーズな飲み心地で、初心者にも飲みやすいウイスキーです。
種類 | カナディアン ブレンデッド |
国/地域 | カナダ / オンタリオ州 |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・ホワイトアメリカンオーク樽で熟成 ・3回蒸溜 |
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サントリー|2023年3月〜価格改定(※2022年12月情報)
値上げするウイスキーの商品名は一部しか公表されていませんが、2023年3月出荷分から輸入ウイスキーは、5%から28%に値上げすると発表されました。
分かっている範囲でご紹介します。
【1】ジムビームの価格改定(4Lは除く)
ジムビームは、コーン由来のオイリーでスパイシーな味わいと、オレンジピールのような爽やかでビターな香りが楽しめるバーボンウイスキーです。
種類 | バーボンウイスキー |
国 | アメリカ |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・バーボン作りに最適な水ライムストーンウォーターを使用 ・良質のデントコーンを原料を使用 ・代々受け継がれる秘伝の酵母『ジャンクイースト』と伝統の製法によって作られます |
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【2】メーカーズマークの価格改定(46は除く)
メーカーズマークは、オレンジやハチミツなどの香りと、滑らかで繊細なバニラを想わせる甘く柔らかな飲み心地が楽しめるバーボンウイスキーです。
種類 | バーボンウイスキー |
国 | アメリカ |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・全体の70%はコーン、冬小麦の割合は16%で配合 ・通常6〜7年熟成させた原酒を使用 |
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【3】ラフロイグの価格改定
ラフロイグは、スモーキーなウイスキーで有名なアイラ島で作られたアイラモルトの王と呼ばれるシングルモルトです。
独特のヨード香や潮の香りと、バニラのような甘さが楽しめます。
種類 | シングルモルト |
国 | スコットランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ・10年はバーボン樽 ・セレクトの場合は、バーボン樽以外に以下の樽を使用 →ペドロヒメネス →スパニッシュオーク樽 →ヨーロピアンオーク →スパニッシュオーク樽 ・フェノール値は40~45ppm。 (※フェノール値とはスモーキーの目安になる指標) |
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※改定後の価格がまだ不明です
【4】バランタインの価格改定
バランタインは、様々なモルトを原酒と数種類のグレーンウイスキーをブレンドしているに関わらず、バランスの良さは群を抜いています。
種類 | スコッチ(ブレンデッド) |
国 | スコットランド |
主な原酒(キーモルト)・その他の特長 | ー |
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※改定後の価格がまだ不明です
ウイスキーの価格が高騰している多くの原因とは?
- 国際情勢の混乱などで、原料や原油価格、物流費や包装資材の高騰
- 日本のウイスキー需要が国内外で拡大で生産が追いつか無いため、安定供給を行うために生産設備の増強
上記でご紹介した通り各メーカーが共通するのが、今後の安定供給に向けた対策のためです。
メーカーにとっては、苦渋の決断ですよね。
今回価格改定されるウイスキーは、どれも大人気のボトルです。
そういったボトルは、価格改定以前に入手困難なため希少価値が高くなり、プレミア価格で発売されています。
今後は価格改定の影響も少なからず出てくるでしょう。
気になっている方は、ぜひご参考にしてください。