NEWS|2022年から人気の国産ウイスキーが価格改定!値上げ情報一覧
5月にジャパニーズウイスキーの輸出金額が、前年同月比29%増の48億円と発表されました。
しかし、続々と各メーカーが価格改定を発表しています。
市場は拡大しているものの、国際情勢の混乱でウイスキーに欠かせない原料の高騰や物流にかかるコストなど、どのメーカーも同様に問題を抱えているのが実情です。
そのため、今後の安定供給を確保するために価格改定の決断に至ったと多くのメーカーが発表していますね。
いちウイスキーファンとしては、変わらず応援し続けるしかありません!
とは言っても、どのぐらい価格改定がされていくのか、今後のウイスキーコレクションや日々の家飲みボトルを購入するためには重要な情報です。
今回は、定番品のものからプレミア価格となっているボトルまで対象となる銘柄を一挙にご紹介していきますので、ぜひご参考ください。
サントリー|2022年4月〜価格改定(※2022年7月情報)
【1】響シリーズ|4種類の価格改定
響は、芳醇で豊かな香りが特長です。
種類 | ブレンデッドウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | ・山崎蒸溜所(モルト原酒) ・白州蒸溜所(モルト原酒) ・知多蒸溜所(グレーンウイスキー) |
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響30年(700ml) | 【新】160,000円(改定率28%) 【旧】125,000円 |
響21年(700ml) | 【新】32,000円(改定率28%) 【旧】25,000円 |
響ブレンダーズチョイス (700ml) | 【新】12,000円(改定率20%) 【旧】10,000円 |
響ジャパニーズハーモニー (700ml) | 【新】5,500円(改定率 10%) 【旧】5,000円 |
【2】山崎シリーズ|4種類の価格改定
山崎は、味・香りのバランスが良く、ウッディーさやすっきりとしたフルーティーな甘さが特長的です。
種類 | シングルモルトウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | ・ミズナラ樽原酒 ・シェリー樽原酒 ・ワイン樽原酒…など (※ ラベルによって使用される原酒は異なります) |
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【3】白州シリーズ|4種類の価格改定
白州は、森林を思わせるミントのような爽やで、クリアな飲み心地が特長です。
種類 | シングルモルトウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | ・オーク樽原酒 ・シェリー樽原酒…など (※ ラベルによって使用される原酒は異なります) |
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【4】知多|価格改定
知多は、穀物由来の甘さ(バニラやカカオといった風味)が特長です。
種類 | グレーンウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | ・ホワイトオーク樽原酒 ・ワイン樽原酒 ・スパニッシュオーク樽原酒…など |
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知多 (700/350/180ml) | ● 700ml 【新】4,000円(改定率5%) 【旧】3,800円 ● 350ml 【新】2,000円(改定率5%) 【旧】1,900円 ● 180ml 【新】1,130円(改定率10%) 【旧】1,030円 |
ニッカウヰスキー|2022年10月1日〜価格改定(※2022年7月情報)
【1】竹鶴ピュアモルト|価格改定
竹鶴ピュアモルトは、余市の重厚なコクと宮城峡の華やかなフルーティーさ、両方の個性を引き継いでいるのが特長です。
種類 | ブレンデッドモルトウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | ・余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所のシェリー樽原酒 ・宮城峡蒸溜所のリメード樽原酒 |
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【2】シングルモルト余市|価格改定
余市は、スモーキーで力強い重厚な味わいが特長です。
種類 | シングルモルトウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | ー |
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【3】シングルモルト宮城峡|価格改定
宮城峡は、華やかでフルーティーな味わいが特長です。
種類 | シングルモルトウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | ー |
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【4】ザ・ニッカ|価格改定
ザ・ニッカは、モルトのコクとカフェグレーン由来の優しい甘さが特長です。
種類 | ブレンデッドウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | ・余市蒸溜所モルト原酒 ・宮城峡蒸溜所シェリー樽原酒 ・カフェグレーン |
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【5】スーパーニッカ|価格改定
スーパーニッカは、ベリーのような甘酸っぱい香りや、樽香・グレーンのスムーズな飲み心地などが特長です。
種類 | ブレンデッドウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | 一部輸入原酒を使用 |
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スーパーニッカ (700/500ml) | ● 700ml 【新】2,800円(改定率12%) 【旧】2,500円 ● 500ml 【新】2,050円(改定率12%) 【旧】1,830円 |
【6】フロム ザ バレル|価格改定
フロムザバレルは、重厚なコクと豊かな香りが特長です。
種類 | ブレンデッドウイスキー |
主な原酒(キーモルト) | 一部輸入原酒を使用 |
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秩父蒸溜所|2022年4月〜価格改定(※2022年7月情報)
【1】イチローズモルトのリーフシリーズ|4種類の価格改定
イチローズモルトのリーフシリーズは、フルーティーで、クリアだけどの見応えを感じるのが特長です。
種類 | ラベルにより違います |
主な原酒(キーモルト) | ・ミズナラ樽原酒 ・シェリー樽 ・赤ワイン樽…など (※ ラベルによって使用される原酒は異なります) |
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ウイスキーの価格が高騰している多くの原因とは?
- 国際情勢の混乱などで、原料や原油価格、物流費や包装資材の高騰
- 日本のウイスキー需要が国内外で拡大で生産が追いつか無いため、安定供給を行うために生産設備の増強
上記でご紹介した通り各メーカーが共通するのが、今後の安定供給に向けた対策のためです。
メーカーにとっては、苦渋の決断ですよね。
山崎や響をはじめ、今回ご紹介したウイスキーはどれも大人気のボトルです。
そういったボトルは、価格改定以前に入手困難なため希少価値が高くなり、プレミア価格で発売されています。
今後は価格改定の影響も少なからず出てくるでしょう。
気になっている方は、ぜひご参考にしてください。