【オススメのバーボン】オールド グランダッド114|祖父に捧げたケンタッキーストレートバーボン

最低2年以上熟成期間をおいたハイライのケンタッキーストレートバーボンです。1882年以来、伝統的な製法を続け現在も昔ながらの味わいが楽しめます。ぜひシッカリとした味わいのバーボンがお好きな方は【オールドグランダッド114】を試してみてください。おすすめです。
DEFU子

今回は1796年に誕生した、昔ながらの味わいが楽しめるストレートバーボンです。

マスター蔵本

『オールド グランドダッド』は、現在はケンタッキー州クレイモントのジムビーム蒸溜所が製造しているブランドですね!

数年前には終売ボトルと囁かれたようですが、現在はネットや一部の酒類店で購入ができます。
ぜひ次回購入するリストに加えてください。

こんな人にオススメ
  • 昔ながらの伝統的なバーボンを楽しみたい方
  • ハイライ(High Rye)のストレートバーボンに興味のある方
  • シッカリとした味わいのバーボンが好きな方

↓↓↓

価格: 3,300円前後

目次

【レビュー】『オールド グランダッド114』をご紹介

【レビュー】バーボン『オールド グランダッド114』の味わい・香りをご紹介

【特長】原酒の詳細

マスター蔵本

『オールド グランドダッド114』は、創業1796年から変わらないレシピで作られているハイライのケンタッキーストレートバーボンです。

ハイライウイスキーとは

バーボンは基本的に原料の51%以上がトウモロコシです。ハイライウイスキーは、2番目に多い原料に『ライ麦』が使われたものを呼びます。

ストレートバーボンとは?

オーク樽で2年以上熟成したものです。

ライ麦の比率は公式で発表されていませんが、コーン63%・ライ麦17%・大麦10%とも言われています。
オールドグランダッドの「114」とは、アルコール度数114プルーフ(57度)のことです。

【評価】味わい・香り

【レビュー】『オールド グランダッド114』のフレーバーをご紹介
ライト
リッチ
種類ストレートバーボンウイスキー
容量・アルコール度数容量:750ml(アルコール度数57%)
所有者(製造元)ビームサントリー社
香り
・キャラメル
・オーク(ウッディー)
・コーン
・トースト
・バニラ
味わい
【含んだ瞬間】
バーボン特有のバニラやキャラメルといった甘い香りが広がります。

【中盤】
徐々に穀物由来のコクや香ばしいトーストのような風味を感じ、後からライ麦由来の力強いスパイシーさが追いかけてきます。

【飲んだ後】
余韻はサッパリとしてドライな印象ですが、微かに甘味や苦味が残ります。
何料理に合う?肉料理・揚げ物(濃い目の味付けでも、ウイスキーの特長は健在です)
初心者向け
バーボン感はあるものの、クセが少ないのです比較的初心者の方も楽しめるでしょう。
総合評価

ぜひお試しください

【飲み方】『オールド グランダッド114』のtasting note

DEFU子

今回試してみた飲み方は、『ストレート』『ハーフロック』『ハイボール』の3種類です。

ストレートの場合

ウイスキーのストレートでそのまま楽しむ

飲んだ瞬間に、バーボン特有の甘いフレーバーが前面に現れ、次第に「香ばしさ」「苦味」「スパイシーさ」が追いかけてきて、全体的にパンチが効いた印象です。

ストレートで感じやすいアルコールの辛味はそこまでキツくありません。

ハーフロックの場合

ウイスキーのロックで味の変化を楽しむ

飲む前から、キャラメルの香りが増します。
口に含んだ瞬間、バニラなどの甘さが目立ちます。

ストレートに比べ、苦味は落ち着きスパイシーさはキレを感じ全体的に程よくサッパリとしますがはパワフルさは健在でした。

ハイボールの場合

ウイスキーのハイボールを食事で楽しむ

穀物由来の甘さは落ち着きますが、スパイシーさはシッカリと楽しめます。
また、アクセントになっていた苦味はストレートやハーフロックに比べると奥に隠れた印象です。

ハイボールにしても力強さは失われません。

DEFU子

どの飲み方でも、オールドグランダッドの特長は薄まらないので、ぜひ飲み比べて味の変化を楽しんでください。

【概要】『オールド グランダッド』ブランドについて

オールドグランダッド114についてご紹介
マスター蔵本

『オールドグランダッド』ブランドは、現在ジムビーム工場で生産されています。

DEFU子

元々は、1790年代からヘイデン家が運営していた蒸溜所の3代目レイモンド・B・ヘイデンが、創業者の祖父ベイゼル(ベーシル) バジル ヘイデンを讃えたバーボンとして発売したんですよね!

マスター蔵本

そうなんです!
因みにラベルには、レイモンド氏の祖父ベイゼルが描かれています。

創業者ベイゼル氏は、アメリカンウイスキーの主な産地のひとつケンタッキー州で、開拓初期にバーボンの先駆者として活躍したことで有名です。
ベイゼル氏はケンタッキー州が独立した数年後の1796年に入植し、それ以降バーボンの蒸留を開始したと言われています。

蒸溜所の稼働は1790年代からですが、設立は1800年代に入ってからです。
今回ご紹介したオールド グランダッドを発売したヘイデン家の後、1899年にワッセン家が買収し、現在はジムビームに至りました。
因みにアメリカ禁酒法時代、ワッセン家は蒸溜所で薬用ウイスキーを製造していたことでも有名です。

【おつまみ】『オールド グランダッド114』に合わせた家飲みメニューとは?

【おつまみ】『オールド グランダッド114』に合わせた家飲みメニューをご紹介
DEFU子

今回『オールドグランダッド114』には、春巻き(大葉が隠し味)を合わせました。

オールドグランダッド114自体、シッカリとした味わいなので、合わせるおつまみはパンチの効いたものがおすすめです。
今回は、春巻きに大葉を入れることで、サッパリとした和のアクセントを追加しました。

アッツアツでパリッとした春巻きを食べた後、オールドグランダッド114を口にふくむと、バーボン由来の穀物のスパイシーな風味で満足感が広がります。
想像していた通り、揚げ物のパンチに負けずオールドグランダッド114のシッカリとした味わいは残り、相性は抜群でした。


\ぜひお試しください/

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最低2年以上熟成期間をおいたハイライのケンタッキーストレートバーボンです。1882年以来、伝統的な製法を続け現在も昔ながらの味わいが楽しめます。ぜひシッカリとした味わいのバーボンがお好きな方は【オールドグランダッド114】を試してみてください。おすすめです。

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