【オススメのバーボン】バッファロートレース|8年以上熟成された原酒で構成されたケンタッキー・ストレートバーボン
今回は蒸溜所のトレードマークが目印の、8年以上熟成された原酒で構成した『バッファロートレース』をご紹介します。
バッファロートレース蒸溜所は、スモールバッチ(少量生産)のプレミアムバーボンや、量産型など製造している蒸溜所ですね。
初めてバーボンを飲む方にもおすすめの、蒸溜所名を冠したプレミアムバーボンです。
ぜひ気になる方は、次回購入するウイスキーリストへ加えてください。
- バニラやオレンジ、チョコレートなどのフレーバーがするバーボンが好きな方
- まろやかでスムーズな飲み心地の味わいが好きな方
- 上品な味わいのバーボンを探している方
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【レビュー】『バッファロートレース』をご紹介
バッファロートレース蒸溜所は、2005〜2008年にディスティラリーオブザイヤーを全米で初受賞した世界的に評価の高い蒸溜所として有名です。
【特長】原酒の詳細
バッファロートレース蒸溜所の製法は、コーン80%・ライ麦10%・大麦麦芽10%の割合で行っており、コーンの配合率が高いことが特長です。
バーボンウイスキーの定義では、原料51%以上のコーンを使用する必要があることを比較しても、バッファロートレース蒸溜所は非常にコーンの配合率が高いことが分かります。
バッファロートレースは、40万にもわたる樽の中から8年以上熟成されたスモールバッチの約40樽の原酒で構成されたケンタッキーストレートバーボンです。
バーボンウイスキーの原材料の定義とは?
バーボンは、原料の51%以上のトウモロコシを使用する必要があります。
ハイライウイスキーは、2番目に多い原料に『ライ麦』が使われたものを呼びます。
ストレートバーボンとは?
オーク樽で2年以上熟成したものです。
※バッファロートレースの場合は、ケンタッキー州で作られているので、「ケンタッキーストレートバーボン」と呼ぶことができます。
【評価】味わい・香り
種類 | ケンタッキーストレートバーボンウイスキー(アメリカンウイスキー) |
容量・アルコール度数 | 容量:750ml(アルコール度数45%) |
所有者(製造元) | バッファロートレース蒸溜所(ザゼラック社) |
香り | ・バニラ ・キャラメルカスタード ・バナナ ・あんず(ドライフルーツ) |
味わい | 【含んだ瞬間】 上品なバニラの甘さが優しく鼻腔に広がります。 【中盤】 重厚な熟成感と穀物のコクに加え、スパイシーな風味が徐々に感じます。 【飲んだ後】 ウッディーな樽香と、スモーキーな余韻が静かに続きます。 |
何料理に合う? | 肉料理・揚げ物(濃い目の味付けでも、ウイスキーの特長は健在です) |
初心者向け | 上品なバーボンらしいフレーバーが楽しめるので、これからバーボンをもっと開拓したい初心者の方にオススメです。 |
総合評価 |
ぜひお試しください
【飲み方】『バッファロートレース』のtasting note
今回試してみた飲み方は、『ストレート』『ハーフロック』『ハイボール』の3種類です。
ストレートの場合
上品なバニラの甘さが優しく鼻腔に広がった後、重厚な熟成感と穀物のコクに加え、スパイシーな風味が徐々に感じます。
バーボンらしい風味がダイレクトに伝わりました。
余韻はウッディーな樽香と、若干のスモーキーさが静かに続きます。
ハーフロックの場合
蜂蜜のような甘いフレーバーと味わいが目立ちます。
コーンやライ麦由来のオイリーでスパイシーな風味を強く感じます。
余韻はストレートに比べ、サッパリと歯切れの良い印象でした。
ハイボールの場合
バッファロートレースがもつ甘味とコク以外に、爽やかな酸味をアクセントに感じます。
甘味に関しては、ストレートやハーフロックに比べ、サッパリとした印象でした。
バッファロートレースは、どの飲み方もおすすめなので、まずはストレートから徐々に広げてみてください。
【概要】『バッファロートレース蒸溜所』について
バッファロートレース蒸溜所は、1773年にケンタッキー州で設立しました。
アメリカ最古の蒸溜所の一つだと有名ですね。
1775年にはウイスキー造りを行っており、アメリカ国内では最初の蒸気熱を使用した最先端の蒸溜所でした。
1920年に起きた禁酒法時代でも、医薬目的で許可された蒸溜所の一つです。
当時は全米でもわずか4ケ所しかなく、別格の扱いをされていました。
またバッファロートレース蒸溜所は、よく名前が変更されたことでも有名です。
1992年にサゼラック社の傘下に入り『バッファロートレース』の名に落ち着くまで、6度も名称が変更されています。
バッファロートレース蒸溜所で製造されている主なブランドは以下の通りです。
- バッファロートレース
- ジョージTスタッグ
- エンシェントエイジ
- ブラントン
- オールドテイラー
- サゼラック ライ
- イーグルレア
傘下に入った7年後の1999年に、蒸溜所名を冠した『バッファロートレース』が発売され、現在は他社と提携しているブランドを含め200種類以上を製造していると言われています。
【おつまみ】『バッファロートレース』に合わせた家飲みメニューとは?
今回バッファロートレースに合わせたメニューは、シンプルな肉料理の定番『ステーキ』です。
肉料理と相性の良いバーボンウイスキーなので、最高の組み合わせですね。
ステーキを噛み締めると、肉の旨みが口の中にじゅわ〜っと広がります。
そこにバッファロートレースを飲むと、穀物由来の甘味やスパイシーさが肉とマリアージュし相乗効果を生み出しました。
今回のステーキ以外にも、ハイボールとセットに挙げられる唐揚げをバッファロートレースのハイバールに合わせましたが、やはりこちらも絶妙の相性でした。
バッファロートレースはハイボールにすると、爽やかな酸味が目立ちます。
揚げ物のヘビーな味わいを、その程よい酸味がサッパリと洗い流してくれます。
\ぜひお試しください/