【オススメのスコッチ】オールドパー・シルバー|味わい・口当たりがスムーズで柑橘系や蜂蜜のほのかな香りのブレンデッドウイスキー
『オールド・パー』ブランドは、日本と由来が深いウイスキーでしょう。
田中角栄元主相や多くの文化人たちが愛飲していたウイスキーです。
そうだったんですね!
理由の一説には、ウイスキーの味わい以外にもあります。
ダルマのような姿のオールドパーは、『斜めに傾けても倒れない』などの縁起担ぎとしても好まれていたようです。
今回は、シリーズの中でノンエイジの『オールドパー・シルバー』をご紹介します。
ぜひ最後まで読んでいただき、次回購入するウイスキーリストへ加えてください。
『オールド・パー』の歴史をご紹介
現在オールド・パーは、ティアジオ社が保有するブランドの一つですが、元々はグリーンリース兄弟が1871年に創業した会社から発売されたウイスキーです。
1871年にグリーンリースブラザーズ社を創業後、アレクサンダー&マクドナルド社に吸収合併され、1925年にDCL社の傘下に入った後にディアジオ社へ。
現在はMDH(モエヘネシーディアジオ社)に。
グリーンリース兄弟が、オールド・パー(訳:パー老人)をモチーフにしたのには理由がありました。
実在していたんですか?
オールド・パーことトーマス・パーは、152才9ヶ月まで生きていたとされる、イギリスの中で最も長寿だった人物と言われています。
瓶に描かれている老人は、もちろんオールド・パーその人です。
(※ルーベンス作)
ラベルに記載されている1483・1635は、オールド・パーの生没年意味します。
グリーンリース兄弟は、パー老人の長寿と叡智をこの『オールド・パー』のウイスキーになぞらえましたそうです。
『オールドパー・シルバー』のご紹介
オールドパーは、スペイサイドのクラガンモア蒸溜所のモルト原酒を核に使用しています。
オールドパシリーズの中でも、シルバーはマイナス6度のチルフィルター(冷却濾過)を行なうことで、味わい・口当たりがよりスムーズに感じられるスコッチウイスキーです。
2014、2015年あたりから日本のウイスキー市場限定で発売が開始されました。
【評価】『オールドパー・シルバー』の味わい・香り
種類 | ブレンデッドウイスキー(スコッチ) |
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容量・アルコール度数 | 容量:750ml(アルコール度数40%) |
所有者(製造元) | モエヘネシーディアジオ社 |
香り | ・シェリーまでとはいかないが甘い果実の香り ・若々しい蜂蜜のような印象 |
味わい | 【含んだ瞬間】 バニラや爽やかなりんごのような甘い風味がフワッと広がる 【中盤】 すぐに黒胡椒のようなスパイシーな風味 【飲んだ後】 あっさりとライトな余韻と、ほのかなスモーキー感や、柑橘系の爽やかな香りで締め括られる |
何料理に合う? | 和食・洋食・野菜・アボガド 主張し過ぎず、でもライト過ぎないので、和食にも洋食にもあわせやすいウイスキーです。 |
初心者向け | ハイボールにすると、非常にライトに楽しめるので、初心者の方にはオススメの飲み方です。 |
総合評価 |
非常にオールドパー・シルバーのハイボールはオススメです。
少しリッチなハイボールが楽しみたい時は、ぜひ試してみてください。
ぜひお試しください
【飲み方】『オールドパー・シルバー』のtasting note
今回試してみた飲み方は、『ストレート』『ロック』『ハイボール』の3種類です。
ストレートの場合
ストレートで楽しむ時は、ぜひオールドパー・シルバーの香りを楽しんでください。
ストレートでの飲み方のはずですが、非常にアッサリとした余韻で、ヘビーさはあまり感じません。
さいごに、柑橘系のほのかな香りが広がるのがたまりません。
ロックの場合
蜂蜜のような香りが強くなります。
また、甘みとスパイシーな風味が増しました。
ハイボールの場合
炭酸を加えることで、さらにサッパリとした印象で楽しめます。
甘い香りは落ち着き、若干スモーキーな風味が引き立ちます。
『オールドパー・シルバー』は普段の家飲みにおすすめです。
【おつまみ】『オールドパー・シルバー』に合わせたメニューとは?
『オールドパー・シルバー』をハイボールにして、牛すじ煮込みに焼肉のタン塩をあわせました。
肉祭りですね!
口いっぱいに広がった肉の旨味いっぱいのところに、オールドパー・シルバーのリッチな風味が最高です。
牛すじ煮込みの優しい甘さも、タン塩の香ばしい肉の旨味も、全て合うのでぜひ購入した時は試してみてください。
\ぜひお試しください/