【オススメのスコッチ】グレンモーレンジィ・オリジナル|シングルモルトの売り上げ第4位を誇る バランスが抜群のウイスキー
今回のウイスキーは、2018年に東京でグレンモーレンジィ・ハウスのキャンペーンがあったことで話題になった、『グレンモーレンジィ・オリジナル』です。
たくさんの有名人も参加したイベントでしたね。
グレンモーレンジィは、スコットランドで最も飲まれている銘柄だと言われるほど、人気のシングルモルトです。
シングルモルトの売り上げで世界4位を誇る『グレンモーレンジィ・オリジナル』、ぜひ最後まで読んでいただき次回購入するウイスキーリストに加えてください。
(※ちなみにシングルモルトの売り上げ第1位はグレンフィディック、2位はザ・グレンリベット、3位はマッカランとなります。2020年5月現在)
『グレンモーレンジィ』の歴史をご紹介
グレンモーレンジィ蒸溜所は、元々1843年に経営者ウィリアム・マセソンが、その当時古くからあったビール工場を改築して作った蒸溜所です。
元々はビール工場だったんですね!
ですが開業したものの、資金難だったために、ウイスキー造りに欠かせない蒸留器ポットスチルを新しく購入することがままなりませんでした。
そこで、ジンの蒸溜で使用していたポットスチルを利用することにしたそうです。
このことが、結果的に功をそしました。
使用されたジンのポットスチルは、ウイスキーで通常用いられる蒸留器と違い、首の部分が非常に長く、最長で5.14mもあり煙突のような姿です。
その構造のおかげで、蒸留されるスピリッツには、独特の素晴らしい風味が生まれました。
因みにこの5mを超えるポットスチルは、キリンの身長と同じだと話題です。
また、グレンモーレンジィは『樽のパイオニア』としても呼び声が高く、『ウッドフィニッシュ』を市場に出した初めての会社でもありました。
ウッドフィニッシュとは、あれですね。
熟成が完了したウイスキーを、更に別の樽へ詰め替えを行なうことで後熟させる方法のことです。
後熟されたウイスキーは、より複雑な風味が加わり、個性的な仕上がりとなります。
グレンモーレンジィのウッドフィニッシュは、現在『エクストラマチュアードシリーズ』として3種類発売されています。
また樽のパイオニアらしく、バーボン樽にこだわり『デザイナーカスク』と呼ばれる、グレンモーレンジィ独自の樽を作り使用しているそうです。
『グレンモーレンジィ・オリジナル』をご紹介
概要 | 詳細 |
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種類 | スコッチウイスキー(シングルモルト) |
容量・アルコール度数 | 700ml(アルコール度数40%) |
所有者(製造元) | グレンモーレンジィ蒸溜所(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン) |
香り | 凄いアーモンドのような円やかで、少し皮の部分から感じる香ばしい木屑の香り 森林を思わせるウッディーな香りも若干感じる ナッツとバニラや蜂蜜のような甘い香り |
味わい | 【含んだ瞬間】 アーモンドミルクのような円やかでオイリーな感覚を感じる。 【中盤】 青リンゴやオレンジなどの爽やかで甘い風味が広がりながら、若干生姜のようなスパイシー感も感じモルトのこくが楽しめる。 【飲んだ後】 飲み口は円やかだが、意外とあっさりとした余韻で締め括られる。 |
何料理に合う? | 何料理に合う?ビターなチョコ、ドライフルーツ、などのおつまみ。 非常にバランスの良いウイスキーなので、基本的に和洋中どれでも合います。 |
初心者向け | スモーキーさは弱いものの、ウッディーな感覚が若干あるため、スモーキーなウイスキーに慣れていない方は、若干の驚きを感じるでしょう。 |
総合評価 |
すごくスモーキーが強烈なウイスキーが好きな場合は、良い意味で凄くバランスが良いので、若干押しが弱いと感じるかもしれません。
バランスの良いウイスキーを探している方には、ピッタリの1本です。
\ぜひお試しください/