【オススメの日本ウイスキー】スーパーニッカ|竹鶴政孝が最愛の妻リタに捧げた余市と宮城峡蒸溜所の原酒を使用した1本
今回は、私の大好きなニッカウヰスキー『スーパーニッカ』をご紹介します!
ニッカの創業者である竹鶴政孝さんが、妻のリタさんのために作ったウイスキーですね。
日本で造る本物のウイスキーに人生を捧げた、竹鶴政孝さんの傑作『スーパーニッカ』は、普段の家飲みにピッタリのバランスの良いウイスキーです。
ぜひ最後まで読んでいただき、次回購入するウイスキーリストに入れてください。
『スーパーニッカ』の歴史をご紹介
ニッカウヰスキーの歴史は、北海道余市で1934年に前身となる大日本果汁株式会社から始まりました。
ウイスキーの製造が起動にのるまで、特産物であったリンゴでジュースの製造販売を行いながら、余市蒸溜所で竹鶴政孝さんはウイスキー造りに取り組みます。
その傍らに、常に寄り添っていたのが奥様のリタさんですね。
リタさんは、竹鶴政孝さんがウイスキー造りの本場スコットランドで、ウイスキーについて修行している時から側に寄り添い、ウイスキー人生の共に歩んでいました。
1961年、最愛の妻リタさんが死去し、竹鶴政孝さんは押し潰されそうな悲しみに暮れ、葬儀にも出席できず2日間篭りぱなしだったと言われています。
しかし、リタさんに捧げるためのウイスキー造りに励むことで立ち上がり、翌年の1962年にリタさんのためのウイスキーを完成させました。
それが『スーパーニッカ』ですね。
ええ。
息子の威さんと、研究室に篭り試作を重ね完成させたそうです。
当時は、市場に出回ったのが1,000本と、かなり少なかったことからスーパーニッカは『幻のウイスキー』と呼ばれていました。
また、当時の発売価格設定は高級なウイスキーの部類として発売されていたそうです。
スーパーニッカの特徴的で、優美な曲線を描いた丸みを帯びたボトルデザインの由縁はご存知ですか?
知ってます!!
竹鶴政孝さんが、何年も必要とするウイスキー造りを我が子の嫁入りに見立て、花嫁衣装のような立派な姿にと、こだわって完成させたんですよね。
そのデザインに協力していたのは、ガラス工芸家の佐藤潤四郎さんです。
さらに、当時のボトルの素材には高級セミクリスタルが使われ、1瓶づつ手吹きで造られていました。
発売時、幻のウイスキーと呼ばれた1,000本が出荷されてから、何度かリニューアルを重ね、現在の『スーパーニッカ』に落ち着きます。
『スーパーニッカ』の評価
現在のスーパーニッカに使用されているのは、3種類の原酒です。
- 余市蒸溜所:モルト原酒
…スモーキーさが強く力強い印象のモルト - 宮城峡蒸溜所:モルト原酒
…柔らかで華やかさが特徴のモルト - 宮城峡蒸溜所:カフェ式蒸溜器で作られたグレーン原酒
3つの蒸溜所の原酒が入っているのは、お得感を感じます。
それに価格も、約2,000円前後なので家飲みの1本としても最適ですね。
概要 | 詳細 |
---|---|
種類 | ブレンデッドウイスキー |
容量・アルコール度数 | 容量:700ml(アルコール度数43%) |
所有者(製造元) | ニッカウヰスキー |
香り | ・甘く豊潤なラズベリーのような甘酸っぱい香り ・チョコレートのようなコク ・ウッディー感のある穏やかな香りとモルトのコク |
味わい | 【含んだ瞬間〜中盤】 モルト感やウッディーなコクと、グレーンのスムースさが広がります。 【飲んだ後】 熟されたラズベリー系の甘さく静かな余韻で締め括られます。 |
何料理に合う? | 魚料理・肉料理・チョコ・イチゴなどの果物・アイス |
初心者向け | グレーンが入っておりスムースですが、モルト感やウッディー感をしっかりと味わうことができるので、ウイスキー入門としてオススメです。 |
総合評価 |
現在使用されている原酒は、発売当時のオリジナルと異なるため、竹鶴政孝さんのレシピとは大きく違うものの、現在も多くのウイスキー愛好家に親しまれている1本です。
ぜひお試しください
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【おつまみ】『スーパーニッカ』に合わせたメニューとは?
今回は、色々なお惣菜パンやカレーと合わせてみました。
カレーはニッカのキャラクター黒髭オジサンも、おつまみとして以前SNSで組み合わせを紹介していましたね。
スーパーニッカは、ヘビーなモルト感があったりライト過ぎたりせず、日常的にどんな料理とも合わせることができるので、今回のメニューも楽しめました。
カレーに関しては、スパイシーな香辛料の香りと相性がよく、ウイスキーと合わせる食事としては申し分ありません。
ぜひ、皆さんもスーパーニッカを購入した際には試してみてください。
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