【オススメのスコッチ】ホワイト&マッカイ トリプルマチュアード スペシャル|千円台で購入可能なコスパ抜群ブレンデッドウイスキー
今回はホワイト&マッカイ社のスタンダード商品です。
スタンダード商品と言えども、IWSCの2011,2013〜2015年の過去4年、金賞を受賞した素晴らしいウイスキーですね。
ホワイト&マッカイ 社の『トリプルマチュア―ド(スペシャル)』は、ホワイトマッカイ社が得意とするダブルマリッジでなく、さらに3段階の熟成を行なったウイスキーです。
- 1,000円台で購入ができるコスパの良いウイスキーを探している
- シェリー感のあるウイスキーが好き
- 辛口のウイスキーが好き
上記の方には特にオススメなので、ぜひ次回購入するリストに加えてください。
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ぜひ、興味のある方は最後まで読んで頂き、次回購入するウイスキーリストに加えてください。
【概要】『ホワイト&マッカイ社』とは?
『ホワイト&マッカイ社』は、ジェイムズ・ホワイト氏とチャールズ・マッカイ氏が、1882年に創業した100年以上続くウイスキーメーカーです。
日本では一般的にホワイト&マッカイ社の名を知る人が少ないでしょう。
しかし、低価格だけど味が良いと謳われている『クレイモア』など様々なブランドを所有、そして新たに誕生させています。
現在所有しているスコッチモルトウイスキーの蒸溜所は、『ダルモア』『フェッターケアン』『アリル・オブ・ジュラ』『タムナヴーリン』の計4ヶ所になります。
また、今回ご紹介する『トリプルマチュア―ド(スペシャル)』のキーモルトにも使用されているそうです。
ザックリとホワイト&マッカイ社の
\歴史をご紹介/
【歴史】ホワイト&マッカイ社の成り立ち
ホワイトマッカイ社は、元々前身であるアラン&ポインター社として1844年にスコットランドのグラスゴーで雑貨卸業と倉庫業を生業にしていました。
後のホワイト&マッカイ社の創業者の一人、ジェイムズ・ホワイト氏はアラン&ポインター社で酒類取扱業者の支配人をしていたそうです。
ついに1882年に友人のマッカイ氏を誘い、ウイスキー業界へ進出するために現在のホワイト&マッカイ社を設立しました。
そして、今回ご紹介する自社ブランド『ホワイト&マッカイ』の第一段目、スペシャルブレンドが発売されいます。
この時期に、ホワイト&マッカイ社は現在も引き継がれている『ダブルマリッジ製法』を確立させました。
【製法】ホワイト&マッカイの特徴『ダブルマリッジ製法』とは?
ダブルマリッジ製法とは、後熟を2回施す熟成方法のことです。
ホワイト&マッカイの特徴『ダブルマリッジ製法』
- ファーストマリッジ
- モルト原酒同士をヴァッティング→8〜12ヶ月の間シェリー樽で熟成
- セカンドマリッジ
- グレーンをブレンド→シェリー樽で再度熟成
この製法により、ホワイト&マッカイ社は他社との差別化を図ることができたそうです。
そして現在は、約50年経った今でも第一線で活躍している、ウイスキー業界の伝説的なブレンダーのリチャード・パターソン氏が、ダブルマリッジ製法を受け継いでいます。
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【レビュー】ホワイト&マッカイ『トリプルマチュアード(スペシャル)』をご紹介
ホワイト&マッカイ 社の『トリプルマチュアード(スペシャル)』は2007年まではブルーラベルというブランド名(旧名:スペシャル)で発売されていました。
ホワイト&マッカイ特徴の『タブルマリッジ製法』の後続である、『トリプルマチュアード製法』が行われています。
【特長】トリプルマチュアード(スペシャル)の熟成方法
『トリプルマチュアード』とは、熟成を3段階で施す方法です。
上記でお伝えした『ダブルマリッジ製法』の2工程を行なった後、その両者をブレンドして更にシェリー樽で後熟を行います。
つまり、3工程ともシェリー樽で熟成させているのです。
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【評価】味わいと香り
3回もシェリーダルで熟成させますが、『トリプルマチュアード(スペシャル)』はシェリー感が強すぎる印象はありません。
甘い香に特化し過ぎず、複雑かつバランスの良い仕上がりです。
シャリー由来の香りを持ちながら、シュガートーストのようなホロ苦い香ばしさなどを感じます。
飲み心地は、スッキリと辛口な印象でした。
気になる評価はコチラ
種類 | ブレンデッドウイスキー |
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容量・アルコール度数 | 容量:700ml(アルコール度数40%) |
所有者(製造元) | ホワイト&マッカイ社 |
香り | ・静かで落ち着いた甘さ ・シュガートーストのようなホロ苦い香 ・若干、干し葡萄のような渋い香り |
味わい | 【含んだ瞬間】 クリームブリュレやシュガートーストのような、ホロ苦い甘い風味が広がります。 【中盤】 次第にモルトの香りと風味や、スパイシーさが顔を出します。 【飲んだ後】 余韻はやや辛口でスッキリとした飲み心地です。 |
何料理に合う? | 料理を選ばず合わせやすいです。 |
初心者向け | スモーキーさや重厚なコクではなく、飲みやすいスッキリとした味わいと香りなので、初心者の方にもオススメです。 |
総合評価 |
系統的には、普段の家飲みで飲みやすい、ジョニ赤やバランタインと似た印象でした。
ぜひお試しください
【飲み方】ホワイト&マッカイ『リプルマチュアード(スペシャル)』のtasting note
今回試してみた飲み方は、『ストレート』『ハーフロック』2種類です。
ストレートの場合
ストレートにすると、甘さ・香り・コク全てが非常に落ち着いた印象で、バランス良く楽しめました。
また、アルコール感らしいピリッとした辛さを感じます。
※トワイスアップにしてもオススメです。
ハーフロックの場合
加水すると、ストレートよりもシェリー由来の甘い風味を強く感じます。
スパイシーさやオイリー感も顔を出し、様々な特徴を楽しめます。
ジックリと楽しみたい場合はストレート、甘い風味やスパイシーさなど複雑に楽しみたいならハーフロックがオススメです。
【おつまみ】ホワイト&マッカイ『トリプルマチュアード(スペシャル)』に合わせたメニューとは?
今回は『リプルマチュアード(スペシャル)』のハーフロックと、サーモンのガーリックバターソテーを合わせました。
ニンニクやバターの風味でいっぱいのところに、『リプルマチュアード(スペシャル)』を一口味わえば、口の中にハーモニーが広がります。
全く、食事の邪魔をすることなく、一緒に楽しむことができました。
『リプルマチュアード(スペシャル)』は、上記でお伝えした通り料理を選ばず合わせられるウイスキーなので、ぜひ家飲みの一本に加えてください。
\ぜひお試しください/