【オススメのスコッチ】限定発売『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』|1860年代に発売したオールド・ハイランドから着想!
ジョニーウォーカー200周年を祝し、限定発売された『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』です。
約200年前のエッセンスが詰め込まれ、当時の味や雰囲気が楽しめると、発売前から注目されていましたね。
『ジョニー・ウォーカー』のブランドは、世界中で販売されるブレンデッドウイスキーの9割をしめると言われるほど、多くのお酒好きの方から愛されています。
今回は200周年をテーマに、新たに2021年5月に発売されたばかりの『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』をご紹介します。
ぜひ最後まで読んで頂き、次回購入するリストへ加えてください。
『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』をご紹介
今回200周年を祝し限定ボトルで発売される『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』は、全てのキッカケになった『オールド・ハイランド・ウイスキー』からインスピレーションしたとされています。
そのため、200年前のエッセンスを、味・香・デザイン全てに組み込み作られました。
当時の味わいが連想できますね!
【特長】『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』に使用した原酒
『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』には、200年前の味わいや香りなどを再現するために、当時の原酒に着眼点を置かれました。
使用されている原酒は、1860年代から稼働している蒸溜所のものです。
もちろん当時、ジョニーウォーカーが使用できた原酒に限ります。
また、当時のウイスキーをイメージしてアルコール度数は51%です。
(1860〜1890年の度数を反映しているそうです)
現在販売されている多くのウイスキーと比べると、かなりアルコール度数は高かったんですね。
【デザイン】ボックスは開けてビックリ!
ボックスのデザインは、表側は白を基調にしたシンプなデザインです。観音開き仕様のボトルを開けてみると、ボトルの左右に街並みが描かれています。
これは、1820年頃にスコットランドのキルマーノックで創業した雑貨店が描かれているそうです。
ウイスキーのボトルだけでなく、ボックスまで200年前のエッセンスが追加されました。
あまりに特別すぎて、絶対に捨てられません!
【評価】『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』の味と風味
芳醇なドライフルーツのような甘みと、胡椒などのスパイシーさを併せ持った印象でした。
余韻はドライでスモーキー感が残り、全体を通して複雑な味わいと風味が楽しめるそうです。
種類 | ブレンデッド スコッチウイスキー |
---|---|
容量・アルコール度数 | 容量:700ml(アルコール度数51%) |
所有者(製造元) | ディアジオ社 |
香り | ・リンゴやレーズンなどのドライフルーツの香り ・樽のウッディーな香り |
味わい | 【含んだ瞬間】 芳醇な干し葡萄のような香りから始まり、リンゴなどのフルーティーな酸味を感じます。 【中盤】 次第にシナモンを思わせるスパイシーな風味や、ウッディーな樽感が響きます。 【飲んだ後】 余韻は非常にドライで辛口な印象です。 |
何料理に合う? | ビターチョコ、肉料理などガッツリとした味にも負けません。 |
初心者向け | 重厚な芯を感じるウイスキーなので、ウイスキーを飲み慣れていない初心者の方には苦手に感じるかと思います。 |
総合評価 |
シッカリとしたコクとスパイシー感が楽しめます。
当時のウイスキーは勿論飲んだことはありませんが、「ジョニーウォーカーってやっぱり最高」と飲みながら感じていました。
ぜひお試しください
【飲み方】『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』のtasting note
今回試してみた飲み方は、『ストレート』『ロック』『ハイボール』の3種類です。
ストレートの場合
ストレートだと濃厚なビターチョコのような、ズッシリとしたビターなコクが楽しめます。
また、アルコール度数が高いからか、余韻は非常に辛口な印象です。
じっくり楽しむのにおすすめです。
ロックの場合
加水したことで、干し葡萄やリンゴといったフルーティな香りが、一気に広がります。
また、スパイシーな風味のアクセントも程良くし、色々な特徴を楽しむことができます。
ハイボールの場合
ハイボールになっても、特徴は弱まりません。
フルーティさやコクがより、ライトに楽しむことができます。
私はストレートと、ハーフロックがオススメです。
ただし度数が高いので、ストレートの際はご注意ください。
2019年世界No.1の販売数を誇るスコッチウイスキー『ジョニー・ウォーカー』の歴史とは?
(世界No.1の販売数とは、IMPACT DATABANK2019に基づく販売数量です。)
お酒を嗜んでいる方は、シルクハットにステッキを持った英国紳士が書かれたパッケージのウイスキーを見たことがあるのではないでしょうか。
ジョニーウォーカーの歴史は、1820年に小さな食料雑貨店をジョン・ウォーカー氏がスコットランドのキルマーノックで開業し、スタートしました。
その11年後の1831年に連続式蒸留機が発明されたことで、徐々にブレンデッドウイスキーがウイスキー業界の中で注目されていきました。
1850年代あたりから、ブレンデッドウイスキーは盛んになります。
もちろん、後の『ジョニーウォーカー』ブランドも、ブレンデッドウイスキーの波に乗り業績を残しました。
創業者ジョン・ウォーカー氏の息子(アレクサンダー氏)が、1867年頃に『オールド・ハイランド・ウイスキー』を世界中へ輸出することに成功します。
この『オールド・ハイランド・ウイスキー』がきっかけで、ブランドは拡大していったそうです。
1877年に、息子アレクサンダー氏が商標登録し、いよいよジョニーウォーカーの前進が誕生となりますが、ブランド名はまだジョニーウォーカーではありませんでした。
ブランド名が『ジョニーウォーカー』となったのは、ジョニ赤・ジョニ黒が発売された後の1909年だと言われています。
ちなみに当時の『ジョニ赤(レッドラベル)』は、1909年頃も好評だったオールド・ハイランド・ウイスキーの名称が変更され、新しく発売されたそうです。
1900年代になっても、ブランドの拡大に繋がった『オールド・ハイランド・ウイスキー(=ジョニ赤)』は、多くのウイスキーファンから愛されていました。
【おつまみ】『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』に合わせたメニューとは?
今回は、『ジョンウォーカー・』のハーフロックに焼き肉を合わせました。
お肉の旨味で一杯のところに、『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド』を一口飲むと、フルーティな香りやスパイシー感が肉のコクと合わさりマリアージュします。
またウイスキーの飲み口は、非常にドライで辛口なので、サッパリと肉汁を洗い流してくれます。
お肉は、基本的に岩塩や塩ダレ、ワサビといった食べ方でも、焼肉のタレでもウイスキーの邪魔をせず楽しむことができます。
ぜひ皆さんも購入後、焼き肉と合わせてみてください。
\ぜひお試しください/