【オススメのスコッチ】グレンターナー12年|リカマンさん主催『シングルモルト頂上決戦』第1位!(ハイランド・スペイサイド編)|2,700円台で購入可能なコスパが凄い
今回はコストパフォーマンスに加え、味わいの評価が高い『グレンターナー』の12年に注目しました。
『グレンターナー12年』と言えば、先日各酒類メーカーから13名が集結した品評会(シングルモルト頂上決戦)で、マッカランを押して映えある第1位に輝いたシングルモルトですね。
『グレンターナー12年』は、シングルモルトにしては低価格楽しめるスコッチウイスキーなので、家飲みでコスパの良いウイスキーを探している方は必見です。
最後まで読んで頂き、次回購入するウイスキーリストに加えてください。
シングルモルト頂上決戦(ハイランド/スペイサイド編)とは?
2021年を迎えた今、蒸溜所は年を重ねるごとに増加の一歩を辿っています。
そのため、各蒸溜所が出すシングルモルトの数も増え続けていると言えるでしょう。
今回のシングルモルト頂上決戦(ハイランド/スペイサイド編)は、現段階の中で「どれが一番か?」決める品評会です。
リカーマウンテンさんが主催で、秋のスペシャル企画として立ち上がったようですね。
面白いです。
各メーカーが自社で取り扱っているウイスキーも含め、ラベルを隠して評価しているので、本当に美味しいモノだけが選べれたところですね。
参加メンバー(リカマンさん以外)
頂上決戦に参加された各メーカーさんは、皆さんお馴染みのウイスキーを取り扱っている企業さんばかりです。
- 山陽物産(1名)
→取扱銘柄:ハイランドパーク、グランツ、モンキーショルダーなど - CTスピリッツジャパン(1名)
→取扱銘柄:ワイルドターキーなど - ディアジオジャパン(1名)
→取扱銘柄:ジョニーウォーカー、ホワイトホース、ザ シングルトン ダフタウン…など - 明治屋(1名)
→取扱銘柄:ホワイトマッカイ、ラベル5、グレンターナー…など - アサヒビール(1名)
→取扱銘柄:ニッカウヰスキー系、ジャックダニエル、ブッシュミルズ…など - サッポロビール(1名)
→取扱銘柄:デュワーズ、カティサーク、エヴァン・ウィリアムス…など - サントリー(1名)
→取扱銘柄: ザ・マッカラン、グレンフィディック、ボウモア…など
集められたウイスキーや採点方法など
また、品評されたウイスキーは、以下のルールをもとにして、ハイランド・スペイサイドのウイスキー13本が集められました。
- 購入が手頃にしやすい、熟成年数を10年あたりもの
- ピート香などの個性が強すぎないもの
採点方法は、ストレートの飲み方で行い香り・味わいに分けて価格帯を考慮においた上で、100点満点で評価したそうです。
結果|シングルモルト頂上決戦(ハイランド/スペイサイド編)
- グレンターナー12年→1位(89点)
- ザ・マッカラン ダブルカスク12年→2位(88点)
- グレングラント アルボラリス→2位(88点)
- ロッホローモンド12年→4位(86点)
- ザ シングルトン ダフタウン12年→5位(85点)
入選
- グレンフィディック12年
- スペイバーン10年
- ベンリアック12年
- アバフェルディ12年
- ロイヤルロッホナガー12年
- ザ・グレンリベット12年
- アベラワー12年
- グレンモーレンジィオリジナル
\栄光の第1位に輝いたウイスキー/
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『グレンターナー12年』をご紹介
『グレンターナー12年』は、スコットランド最大のウイスキー生産地と呼ばれているスペイサイドのグレンマレイ蒸溜所で作られています。
グレンマレイ蒸溜所のウイスキーは、フルーティーさ・華やかさでしばしば表現されますが、『グレンターナー12年』は一味違った印象です。
グレンターナーの歴史を知りたい方はこちら
グレンターナー社は、ラ・マルティニケーズ社がスコッチウイスキー事業を統括する部門として、1981年に設立しました。
設立後は蒸溜所を所有せず、スコットランドの約100カ所の蒸溜所と契約し、ロンドンに本社をかまえるボトリング(ボトラーズ)会社として運営されていたそうです。
2001年以前は、契約した各地の蒸溜所からシングルモルトを購入し、グラスゴーにあるブレンディング工場でヴァッティングを行っていたと言われています。
2008年にグレンターナー社は、グレンモーレンジィ社からグレンマレイ蒸溜所を購入します。
現在2箇所の蒸溜所(*1)を運営し、フランスで人気の『ラベル5』の原酒や、『グレンマレイ』『グレンターナー』を製造を行っています。
*1:グレンターナー社が運営するのは、エルギンに位置する『グレンモレイシングルモルト蒸留所』と、エジンバラで『スターロー穀物蒸留所』です。
グレンターナーシリーズでは、『ラムカスク・フィニッシュ』や『グレンターナー12年』など、どれも低価格なのでクオリティは凄いといったウイスキーが揃っています。
【評価】『グレンターナー12年』の味わい・香り
今回ご紹介する『グレンターナー12年』は、バーボン樽で主に熟成されています。
華やかでフルーティな香りが目立っているというよりは、バニラ香やカカオなどのナッツ系の風味でドライな印象でした。
かなりスムースで飲みやすく、バランスの良さが目立ちます!
気になる評価はこちら
種類 | シングルモルト |
---|---|
容量・アルコール度数 | 容量:700ml(アルコール度数40%) |
所有者(製造元) | フランスのラ・マルケにケーズ社(グレンマレイ蒸溜所) ※グレンターナー・ブレンディング社 |
香り | ・落ち着いたバニラの上品な香り ・蜂蜜・メープルシロップのような甘い香り |
味わい | 【含んだ瞬間】 バニラ香や甘い香りが広がり、カカオのようなナッツの風味がします。 【中盤】 徐々にスパイシーさが現れ、甘みと一緒に楽しめます。 【飲んだ後】 蜂蜜のような甘さが残りながらも、余韻は非常にドライでスッキリとしています。 |
何料理に合う? | どの料理とも相性が良いウイスキーです。 |
初心者向け | クセが少なくさっぱりとしていながらも、甘いフレーバーやナッツ系の風味が楽しめるので、初心者の方も非常に親しみやすいウイスキーでしょう。 |
総合評価 |
初心者の方にもオススメしたいぐらい親しみやすいウイスキーですが、決して物足りないことはありません。
『グレンターナー12年』は、非常にバランスの良いウイスキーです。
ぜひお試しください
【飲み方】『グレンターナー12年』のtasting note
今回試してみた飲み方は、『ストレート』『ハーフロック』『ハイボール』の3種類です。
ストレートの場合
ストレートだと、ドライさがやや目立つ印象でした。
その反面、カカオといったナッツ系の風味がアクセントに感じ、ジックリ深く『グレンターナー12年』を楽しむ飲み方としてオススメです。
ハーフロックの場合
やはり多少加水すると、よりバニラ香が花開くのが印象的でした。
ストレートで感じた硬い印象が、緩和しナッツの風味に加えてスパイシーさなどをより楽しみやすくなりました。
ハイボールの場合
一言で言うと「何料理でも合わせやすい飲み方」です。
ハイボールにするとドライな印象がよりライトになり、さらに親しみやすいウイスキーへ変身します。
※もちろん、グレンターナー12年の個性をより楽しみたいので、ウイスキーの量は濃い目にしました。
さすが1位を獲得しただけあって、飲みやすさ・味わいと香りが抜群です。
3,800円前後で、このクオリティには驚きました。
【おつまみ】『グレンターナー12年』に合わせたメニューとは?
今回グレンターナー12年に合わせたのは、カツオのたたき・ゆで卵のの油淋鶏風・万願寺とうがらしのポン酢炒め・梅水晶などなどです。
最後には、三元豚のジャーキーも加わりました。
上記の中で一番相性が良かったのは、サッパリとした味わいの『カツオのたたき』です。
グレンターナー12年のカカオ風味やさっぱりとドライな飲み口に、表面が香ばしく炙られ生姜やポン酢でさっぱりとした『カツオのたたき』は思わぬ好評価でした。
また、肉の旨みが凝縮された『三元豚ポークジャーキー』を噛み締めている時に、ドライなグレンターナー12年のハイボールを飲むと、一気にサッパリとし心地良い風味だけ口の中に残ります。
グレンターナー公式の海外サイトでは、サーモンを使った料理やデザートなどともマリアージュした記事がアップされています。
やはり、グレンターナー12年は料理との相性が抜群です!
\ぜひお試しください/
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