今更聞けない!ウイスキーの賞味期限は?保存方法とは?|開封前と開封後の保存ポイントをご紹介
突然ですが、ウイスキーの賞味期限は?
それにオススメな保存方法を教えて下さい!
ウイスキーは、未開封の状態であれば、賞味期限はありません。
ですが、ウイスキーの保存で気をつけることはいくつかあります。
今回は、多くのウイスキー愛好者の方が気になる、保存方法についてご紹介していきます。
ぜひ、最後まで読んで頂きご参考ください。
ウイスキーには賞味期限がないけど、ウイスキーが未開封の場合その保存は何を注意すれば良いのか?
本数が増えてきて気になっていたんですが、ウイスキーって開封後の味の変化はあるんですか?
一般的にアルコール度数が40度を超える酒類は、開封後も味の変化が最も少ないと言われています。
未開封のウイスキーの場合は、ボトル詰めをしてから30年以上経過したモノもあります。
もちろんコルク栓の劣化すると、液体も劣化してしまう場合があるのでご注意ください。
\ではウイスキーの弱点は?/
↓↓↓
空気・紫外線・温度がウイスキーの天敵
【空気による変化】
酸素に触れることで、酸化し劣化すると言われています。
【紫外線による変化】
実際に夏場、紫外線が当たるところで2週間ボトルを晒した実験が行われ、色や香りなどの変化があったそうです。(参考:日本包装学会1994年の実験)
【温度による変化】
味の変化や、ボトルが膨張するなどが起きてしまうと言われています。
未開封のウイスキーを保存には、高温や紫外線を避けて、冷暗所でボトルを縦にして管理するのが鉄則です。
開封後のウイスキーの保存方法とは?
開封後は、ウイスキーの味や香りが飛ぶことを防ぐ必要があります。
そうですよね……。
賞味期限がウイスキーにないとはいえ、劣化を抑える必要がありますね。
栓を開けたことで、空気に触れるため蒸発したり酸化したりと、徐々に影響が出てきます。
そのため、未開封の時と同様に高温・振動・紫外線を避けながら、空気に触れないようにして下さい。
温度に関しては、室温が15度〜27度を超えるような環境にならないようにする必要があります。
さらに徹底して保存する場合は、ボトルから空気を抜く『プライベート・プリザーブ』を使用するか、医療用の『パラフィルム』を巻くなどがあります。
ウイスキーのボトルに入れるだけ!手軽な保存ガス『プライベート・プリザーブ』
『プライベート・プリザーブ』は、世界中のワイナリーなどで使用されている、不活性ガス(無味無臭)です。
飲みかけのボトルの中に2〜3回ほど吹きかけると、液体と空気の間に目に見えない蓋(層)をしてくれます。
(※100%ではありません)
そのため、ウイスキーが酸素に触れることを防ぎ、劣化を抑制してくれと言われています。
ウイスキーボトルにテープを巻く保存タイプ『パラフィルム』
医療用の『パラフィルム』は、キャップとボトルのわずかに空いた隙間(つなぎ目)に巻いて、蒸発するのを防ぐ方法です。
一部のバーや飲食店で実施されています。
(※液面低下や酸化を100%防ぐわけではありません。)
最後に
保存方法をいくつかご紹介しましたが、全て「これをすれば100%…」というものはなく、ウイスキー製造元・販売元・愛好者の方々の、永遠のテーマです。
現在も、世界中の研究員の方が検証を行なっています。
今回ご紹介したのは、一般的に言われている保存方法です。
ですが、紫外線や温度などの変化に弱いのも事実ですので、我が家ではある程度注意しながら保管しています。
\ぜひ気になる方はお試しください/