歴史に名を残す偉人/著名人が愛した【スコッチウイスキー】を一挙にご紹介!そのエピソードに思いを馳せる(第1回)

偉人たちが残したウイスキーエピソードと共に、彼らが愛した【スコッチウイスキー】を一挙にご紹介します。ぜひそのウイスキーを片手に、エピソードに思いを馳せてください。
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ウイスキーは古くから、国内外の多くの偉人たちに親しまれたお酒としても有名です。

DEFU子

長い歴史を歩んできたお酒なので、数々の面白いエピソードもありそうですね!

今回は、日本に限らず世界の偉人たちが愛飲したスコッチウイスキーと共に、残されたエピソードをご一緒にご紹介していきます。
次のウイスキーは何にしようか悩んでいる方は、ぜひご参考にしてください。

目次

英国王室御用達【ヴィクトリア女王】が愛したウイスキーとは?

ヴィクトリア女王が愛したウイスキーをご紹介
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ヴィクトリア女王が愛飲した、スコッチウイスキー『ロイヤルロッホナガー』です。

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女王以外にも、王室メンバーのエドワード7世、ジョージ5世も御用達されているのですよね!

ヴィクトリア女王と『ロイヤルロッホナガー』の出会い

1848年にヴィクトリア女王は、夏の離宮としてバルモラル城を購入します。
実はその3年前にタイミング良く、ロッホナガー蒸溜所が離宮の隣に建設されていました。

創業者ジョン・ベッグは、ヴィクトリア女王へ蒸溜に招待し来訪が実現した数日後、ベッグのもとに王室御用達を許可する称号『ワラント』が送られ、現在も蒸溜所は『ロイヤルロッホナガー』蒸溜所として周知されています。

◆ ロイヤルロッホナガー12年をご紹介|味わい・香り

種類シングルモルト・スコッチウイスキー
容量・アルコール度数容量:700ml(アルコール度数43%)
所有者(製造元ロイヤルロッホナガー蒸溜所
地域・原酒東ハイランド
味わい・香り【味わい】
・ソフトでまろやか
・優しく芳醇な甘さ
【香り】
・バニラ香
・ウッディー
・フルーティー
・蜂蜜
・若干スモーキー

“鉄の女”首相【マーガレット・サッチャー】が愛したウイスキーとは?

鉄の女の異名をもつ【マーガレット・サッチャー】が愛したウイスキーとは?
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イギリス初の女性の首相マーガレット・サッチャー氏が愛飲したのが、シングルモルトウイスキー『グレンファークラス105』です。

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マーガレット・サッチャー氏は、執務室にも常備するほどウイスキー愛飲家だったそうですね!

大のウイスキー好きマーガレット・サッチャー氏が好んだのは『グレンファークラス105』

鉄の女【マーガレット・サッチャー】が愛したウイスキーをご紹介

マーガレット・サッチャー氏は、よくウイスキーを片手に政策の計画を立て、政治家たちと会話を楽しんでいたり、ダイエットを強いられる中でも週4日はウイスキーを愛飲する程ウイスキー好きだと知られています。

彼女のウイスキーへの愛は、日本にも影響を及ぼしたことが分かるエピソードがあります。
当時の日本では、ウイスキーと同じ蒸溜酒である焼酎を庶民の酒として税を抑え安く販売されていましたが、輸入ウイスキーは裕福層が嗜む高価なお酒でしたが、ウイスキーの価格を低くしたキッカケを作ったのがサッチャー氏です。

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マーガレット・サッチャー氏は、「焼酎とスコッチウイスキーは、同じ蒸留酒でアルコール度数も同様なら税率を同じに!」といった内容で主張し、日本の大臣を説得したそうです。

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サッチャー氏のおかげで、日本では等級廃止に繋がり関税も安くなったんですね!
押しが強いですね〜。

そんな政治家として強固な姿勢を貫く「鉄の女」マーガレット・サッチャー氏が好んだのが、パワフルな味わいでアルコール度数が60%もあるスコッチウイスキー『グレンファークラス105』です。

◆ グレンファークラス105をご紹介|味わい・香り

種類シングルモルト・スコッチウイスキー
容量・アルコール度数容量:700ml(アルコール度数60%)
所有者(製造元グレンファークラス蒸溜所
地域スペイサイドのスペイ川中・下流域
味わい・香り【味わい】
・ドライで滑らかなきめ細かさ
・シェリー樽由来のリッチさ
・スパイシー
【香り】
・干し葡萄
・シェリー感

戦後の日本を支えた【吉田茂】と【田中角栄】が愛したウイスキーとは?

戦後の日本を支えた【吉田茂】と【田中角栄】が愛したウイスキーをご紹介
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政界の歴史の中でもビックな2人が愛飲したのが、『オールドパー』でした。

ワンマン宰相として知られていた戦後の日本復興に尽力した吉田茂 氏と、戦後最年少で総理大臣となり日本経済の成長を進めた田中角栄 氏の二人が、なぜ共通してスコッチウイスキー『オールドパー』を好んでいたのかは逸話があります。

田中角栄 氏と『オールドパー』の出会いとは

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実は、オールドパーを田中角栄 氏に薦めたのが、吉田茂 氏だったそうです。

吉田茂 氏は普段から身の回りを徹底して、一流のものに囲まれるようにしていたと言われます。
例えばスーツは英国の老舗で特別に仕立て、車はロールスロイス、葉巻のマッチまで英国から取り寄せるといった程でした。
そんな一流を好む吉田 茂が好んだお酒はウイスキーで、中でも『オールドパー』が大のお気に入りだったようです。

吉田 氏は自身の門下として育てた議員たちに、オールドパーをふるまっていました。

田中角栄 氏ももれなく、吉田茂 氏の邸宅を訪れた際に吉田茂 氏からオールドパーをすすめられ、そのことをキッカケに田中角栄 氏は以降オールドパーを愛飲するようになったと言われています。

『オールドパー』のボトルは、ダルマのようなシルエットなので、斜めに傾けても倒れないので縁起が良いと、好まれるたウイスキーとしても知られています。

◆ オールドパー12年をご紹介|味わい・香り

種類ブレンデッド・スコッチウイスキー
容量・アルコール度数容量:750ml(アルコール度数40%)
所有者(製造元モエ ヘネシー ディアジオ社
地域・原酒スペイサイドのスペイ川中・下流域(原酒:クラガンモア蒸溜所)
味わい・香り【味わい】
・フルーティーな甘さ
・リッチでしっかりとした重厚感
【香り】
・ドライフルーツ(アプリコットなど)
・スモーキー
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戦後GHQと渡り合った【白州次郎】が愛したウイスキーとは?

吉田茂の側近として戦後GHQと渡り合った【白州次郎】が愛したウイスキーをご紹介
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上記でご紹介した、戦後の日本を支えた政治家 吉田茂 氏の懐刀だった白州次郎が愛飲したのが、シングルモルトのロールスロイス『ザ・マッカラン』や『ブラックボトル』です。

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吉田茂氏、白州次郎氏の二人とも、スコッチウイスキーが好きだったんですね。

白州次郎氏は、個人的に『ザ・マッカラン』や『ブラックボトル』を樽で輸入していた!?

吉田茂の側近として戦後GHQと渡り合った【白州次郎】が愛したウイスキーをご紹介

戦後の日本ではまだ、気軽に海外のウイスキーを購入できるような輸入代理店がありませんでした。
しかし、白州次郎氏は元々イギリスへの留学経験で培った人脈を利用し、知人のイギリス貴族ストラトフォード伯爵から愛飲のマッカランを樽で購入し送っていてもらっていました。
この時、白州次郎氏は会社まで立ち上げて買い付けしていたそうです。

因みにマッカラン以外にも、グレンファークラスやブラックボトルなども買い付けしていました。
ザ・マッカラン同様にブラックボトルも、白州次郎氏が愛飲していたウイスキーの一つだったそうです。

◆ ザ・マッカラン30年をご紹介|味わい・香り

種類シングルモルト・スコッチウイスキー
容量・アルコール度数容量:700ml(アルコール度数43%)
所有者(製造元エドリントン・グループ(ザ・マッカラン蒸溜所)
地域スペイサイドのスペイ川中・下流域
味わい・香り【味わい】
・リッチで芳醇な風味
【香り】
・シェリー感
・フルーティー(オレンジ)
・ウッディー

◆ ブラックボトル(NV)をご紹介|味わい・香り

種類ブレンデッド・スコッチウイスキー
容量・アルコール度数容量:750ml(アルコール度数40%)
所有者(製造元ブナハーブン蒸溜所
地域・原酒アイラ島(原酒:アイラ島にある複数の蒸溜所)
味わい・香り【味わい】
・スモーキー
・柑橘系のフルーティーさ
【香り】
・ピート香
・ヘザー(草のような香り)

最後に|ウイスキーは偉人たちの人生に欠かせない相棒!

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いかがでしたか?
多くの偉人たちが、ウイスキーラバーだったのです!

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歴史に名を残す偉人たちと同じウイスキーを飲むのは、粋ですよね!

ぜひこれを期に、偉人たちが残したエピソードを共に、今回ご紹介したウイスキーを楽しんでください。


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