笹の川酒造【安積蒸溜所】をご紹介|ウイスキーの味や種類・歴史
目次
【概要】80年代の地ウイスキーブームで北のチェリーの愛称をとった『安積蒸溜所(笹の川酒造)』
所在地 | 福島県郡山市笹川1-178 |
創業年 | 1765年 ウイスキー製造免許取得:1946年 |
運営 | 笹の川酒造 |
見学 | 要予約(※見学の詳細はこちら) |
公式サイト | https://www.sasanokawa.co.jp/asaka-distillery/ |
ハウススタイル | ・スモーキー ・フルーティー |
マスター蔵本
安積蒸溜所は、1946年にウイスキー製造免許を取得後、80年代の地ウイスキーブームで自社のチェリーウイスキーがヒットし『北のチェリー』の愛称で親しまれました。
89年に休止後、笹の川酒造が創業250周年を迎えた2015年に、めでたく操業を再開しましたね。
安積蒸溜所では、ノンピート麦芽・ヘビリーピート麦芽の両方を使用しています。
代表的なラインナップは、蒸溜所の名を冠した『YAMAZAKURA』『YAMAZAKURA 安積』シリーズや、福島南酒販の企画『963』シリーズなどです。
【ラインナップ】代表的な安積蒸溜所(笹の川酒造)のウイスキー
YAMAZAKURA シングルモルト安積 2022 EDITION
容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数 50%) |
分類 | シングルモルトジャパニーズウイスキー |
価格 | 11,000(税込) |
入手難易度(高い程困難) | ※数量限定シリーズ |
香り | ・プラム ・スモーキー |
味わい | ・フルーティーな風味や、バニラのような柔らかな甘み ・若干ほのかなピート感 ・程よいウッディーさ ・ナッツのような香ばしさ ・モルティーな風味 |
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ブレンデッドウイスキー YAMAZAKURA 黒ラベル
容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数 40%) |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
価格 | 2,310円(税込) |
入手難易度(高い程困難) | |
香り | ・蜂蜜 ・青リンゴ ・ピート |
味わい | ・穀物の風味 ・青リンゴのようなフルーティーな甘み ・アルコールの刺激 ・ピーティーな風味 |
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963 アクシス ブレンデッドウイスキー
容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数 46%) |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
価格 | 5,280円(税込) |
入手難易度(高い程困難) | |
香り | ・バニラ ・レモングラス ・ピート |
味わい | ・バニラやキャラメルような、甘くまろやかな味わい ・ウッディーな風味 ・スパイシーさ ・若干の渋み ・ビターな風味 |
チェリーウイスキー EX
容量(アルコール度数) | 容量:500ml(アルコール度数 40%) |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
価格 | 1,430円(税込) |
入手難易度(高い程困難) | |
香り | ・樽香 |
味わい | ・フルーティーな個性 ・ほのかにバニラ ・アルコールの刺激 |
最新の情報はこちら
【歴史】安積蒸溜所のあゆみ
安積蒸溜所は、福島県の中央に位置する郡山市にある1765年から続く笹の川酒造(旧:山桜酒造)が運営する蒸溜所です。
戦後すぐの1946年にウイスキー製造免許を取得し、1980年代に起こった地ウイスキーブームで、『チェリーウイスキー』が大ヒットの成功を収めました。
元々は山桜酒造という名だったことから、ボトルの名前は “チェリーウイスキー” と名付けられ、現在でも同じ名称で販売されています。
ブーム当時は
北のチェリー/東の東亜/西のマルス
と称される程でした。
その後、ウイスキーの需要が国内全体で低迷し89年にウイスキーの製造は休止しますが、250周年を迎えた2015年に操業を再開します。
休止中だった頃、笹の川酒造は現在イチローズモルトで人気を博している旧:羽生蒸溜所(現在:秩父蒸溜所)が閉鎖された際、肥土伊知郎社長から樽を引き受けて保管していたことでも有名です。
その交流から、安積蒸溜所と秩父蒸溜所は親交があり、製造工程の一部は秩父蒸溜所からのアドバイスが組み込まれています。
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