ニッカウヰスキー【余市蒸溜所】をご紹介｜ウイスキーの味や種類・歴史

【概要】日本のウイスキーの父 竹鶴政孝 氏が築いた『余市蒸溜所（ニッカウヰスキー）』

所在地	北海道余市郡余市町黒川町7-6
創業年	1934年（旧：大日本果汁）
運営	ニッカウヰスキー（アサヒグループホールディングス）
見学	要予約（※見学の詳細はこちら） ※12/25〜1/7まで休業
公式サイト	https://www.nikka.com/distilleries/yoichi/
ハウススタイル	・力強いスモーキー ・重厚さ ※スコッチウイスキーで表現すると、ハイランド・キャンベルタウンに近い

ウイスキーの本場スコットランドとよく似た気候風土をもつ、北海道 余市で1934年に創業しました。
余市は寒冷な海がすぐ側にあり豊かな水源と、原料の大麦・ピート・石炭などが全て揃う理想的な地域だと言えます。
また世界的に日本のウイスキーの供給が高まる中、2021年には重要文化財にも指定されました。

【ラインナップ】代表的な余市蒸溜所のウイスキー

シングルモルト余市(ノンエイジ)

容量（アルコール度数）	容量：700ml（アルコール度数45%）
分類	シングルモルト ジャパニーズウイスキー
参考小売価格	4,950円(税込)
入手難易度（高い程困難）
香り	・樽のウッド感、スモーキーな香り ・スパイシー ・香ばしいリッチな風味
味わい	力強いスモーキー感とピーティーなコクに合わせ、スパイシーさも感じ余韻はスッキリと落ち着いた印象です。

シングルモルト余市10年

容量（アルコール度数）	容量：700ml（アルコール度数45%）
分類	シングルモルト ジャパニーズウイスキー
参考小売価格	8,800円(税込)
入手難易度（高い程困難）	※数量限定で発売されたため、ネットショップで購入ができるものの、プレミア価格で発売されています。
補足	2022年に発売された数量限定ボトル（9,000本）
香り	・樽のウッド ・スモーキー ・熟したバナナ ・スパイシー ・香ばしいリッチな風味
味わい	・モルティー ・ノンエンジよりもさらにスモーキーで ・爽やかなフルーティーさ

竹鶴ピュアモルト

容量（アルコール度数）	容量：700ml（アルコール度数43%）
分類	ジャパニーズウイスキー
参考小売価格	4,950円(税込)
入手難易度（高い程困難）
補足	ー
香り	・樽のウッド ・りんご ・あんず ・トースト ・バニラ
味わい	・果実を想わせるフルーティーな味わい ・ライトな飲み口 ・モルティーなこくとピート感 ・樽のウッディーな柔らかい風味 ・ビターな余韻

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【歴史】余市蒸溜所のあゆみ

ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝 氏は、NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』でお馴染みの人物です。
これまでウイスキーが身近ではなかった多くの人から、このドラマを皮切りに一躍注目を浴びました。

そこで生涯の伴侶リタさんと結婚し、1920年に日本へ帰国します。
右葉曲折の末、サントリーの前進である寿屋の創業者 鳥井信治郎 氏と出会い、山崎蒸溜所の創設に尽力します。

寿屋との契約が終わり退職した竹鶴政孝 氏は、スコットランドでの経験から『ウイスキーは北の大地で』という想いに馳せ、ウイスキー作りに適した環境を求めて北海道へ妻のリタと共に向かいます。
スコットランドと似た理想的な気候風土をもつ北海道余市で、1934年に大日本果汁株式会社を設立し余市蒸溜所を創設しました。

その後も生涯にわたり
日本で本物のウイスキーを作る
ことを徹底的に追求し続けていました。

その想いは現在も余市蒸溜所へ受け継がれています。
現在でも伝統的なスコッチウイスキーウイスキーの製法を行なっており、世界で珍しい昔ながらの石炭直下焚で蒸溜を行っているのが最大の特徴です。

余市蒸溜所のウイスキーは重厚感・スモーキーさ・力強さと言った感想をあげる方が多いですが、その理由が石炭直下焚の製法にあります。

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