【オススメの日本のウイスキー】『ニッカセッション』|余市・宮城峡モルトとスコティッシュモルトをブレンド!
発売ホヤホヤのニッカ新ブランド『ニッカセッション』をご紹介します!
本当につい先日発売したばかりの、ニッカ渾身の作ですね。
原酒不足が謳われる中、新ブランドの登場は多くのウイスキーファンが待望していました。
約6年ぶりにニッカウヰスキーから発売された、待望の新ブランド『ニッカセッション』をご紹介します。
まずは!!
現在の日本の原酒不足と言われるウイスキー事情とは?
2019…2020年は、日本のウイスキー業界が原酒不足に対応し始めた年と言えるでしょう。
そうですね。 竹鶴や山崎など、様々なウイスキーが廃盤などに陥っていますよね…。
日本のウイスキーは昨今、本場のスコッチやアイリッシュなどと同様に、多くのウイスキー専門の品評会などで受賞を重ねています。
ウイスキーは数年熟成し仕上がることから、製造し直ぐに販売ができません。
そのため、世界から注目され販路が広がったのは良かったものの、原酒不足の一つの要因に繋がったのではないでしょうか。
ニッカウヰスキーも、長期熟成を行なった一部の『余市』や『竹鶴』の販売終了しました。
そんな中の新ブランド『ニッカセッション』の発表です。
期待しないわけがないですね!
『ニッカセッション』について
この『ニッカセッション』は、文字通り音楽のようなウイスキーがテーマになったようです。
どういうことですか?
『ニッカセッション』は、グレーンを使用せずにブレンドされた、ブレンデッドモルトウイスキーです。
- スコットランドのモルトウイスキー …ベン・ネヴィス蒸溜所のモルト、その他
- 日本のモルト …宮城峡蒸溜所のモルト、余市蒸溜所のモルト
が掛け合わされています。
『ニッカセッション』で使用されているスコットランドのモルト(スコティッシュモルト)は、どの蒸溜所のものかは正確には公開されていません。
ですが、フルーティーでライトな印象のベン・ネヴィス蒸溜所のモルトや、その他にも華やかな香りのものが使用されているようです。
つまり、スコットランドのフルーティーでライトなモルトの味わいを残しながら
- 軽やかで華やかな宮城峡モルト、
- 石炭直下焚で蒸溜によるヘビーピート感が楽しめる、力強く重厚感のある余市モルト
の味わいが、この『ニッカセッション』の名前のように、1本の中でスコットランド・日本のウイスキーを一緒に楽しむことができます。
6年ぶりの新たなブランド『ニッカセッション』は、ただ飲みやすいウイスキーではなく、今までニッカの余市や竹鶴のウイスキーファンだった方が、新たに楽しめるウイスキーとして開発されたそうです。
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ニッカセッションを飲む前にいかが?
【評価】『ニッカセッション』の香り・味わいをご紹介
飲んだ瞬間、フルーティーさとピートの力強さを感じました。
『ニッカセッション』は、宮城モルト・余市モルトの良さをしっかりと引き継いだ仕上がりになっています。
種類 | ブレンデッドモルトウイスキー(ワールドウイスキー) |
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容量・アルコール度数 | 容量:700ml(アルコール度数43%) |
所有者(製造元) | ニッカウヰスキー |
香り | 口に含んだ瞬間 宮城峡・スコティッシュのモルトによって、オレンジやりんごなどのフルーティーで華やかな香りが踊る。 |
味わい | 【含んだ瞬間】 飲み口は、かなりスムース。 宮城峡モルトらしい、フルーティーな豊潤な香りと、優しい甘さが弾ける。 【中盤〜飲んだ後】 徐々に樽感や、余市モルトのヘビー・ピートの力強さが現れる。全体的な味わいが深くなり、その複雑な余韻が最後まで楽しませてくれる。 |
何料理に合う? | 和風だしの鍋・お刺身・お漬物などの和食 |
初心者向け | 非常に飲みやすいウイスキーなので、初心者の方も気軽に楽しめるでしょう。 |
総合評価 |
『ニッカセッション』は、フルーティーさとピートさ両方を楽しめる1本です。
1本でいくつものウイスキーの特徴を、しっかりと楽しめる新たなウイスキーですね。
最初は、ストレート・トワイスアップ・ロックで楽しみたいですが、香りに特徴があるようなので、ハイボールにした時も楽しみです。
\ぜひお試しください/
\使用されいるブランド/