【オススメの日本ウイスキー】シングルモルトウイスキー山崎(ノンエイジ)|ミズナラ樽貯蔵モルトとワイン樽貯蔵モルトのヴァッティング
今回は国産ウイスキーの中で、5本の指に入る最も有名なブランド サントリー『山崎』のノンエイジをご紹介します。
山崎は10年が終盤になった後、ノンエイジ・山崎12年・18年・25年が主なラインナップですね。
ウイスキー業界は原酒不足と取り上げられますが、『山崎』ノンエイジは比較的手に入り易く、価格面も抑えられたウイスキーです。
ぜひ、まだ飲まれたことがない方は最後まで読んでいただき、次回購入するリストに『サントリー山崎(ノンエイジ)』を入れてください。
(ノンエイジの詳しい説明はこちら)
サントリー山崎(ノンエイジ=NV/NAS)をご紹介
シングルモルト『山崎』ノンエイジは、味・香のバランスが非常に良いウイスキーだと言われています。
日本のウイスキーらしい、深み・華やかさ・クセが少ない特徴があります。
飲んだ瞬間、凄く上品な甘い香りがし、コクがありながらもあっさりした印象でした。
それの秘密は、熟成で使用される樽にあります。
\山崎ノンエイジの原酒とは?/
『ミズナラ樽貯蔵モルト』
ミズナラ樽は、日本らしい特徴を感じさせるとして、ジャパニーズオークとも呼ばれ、現在注目されています。
※他にミズナラを使用して有名なのは『シーバスリーガル・ミズナラスペシャル 』です。
『ワイン樽貯蔵モルト』
ワイン樽での熟成も、新たな試みとして注目されてきた方法です。
ご想像通り、ワインの豊潤な香りを引き継ぐモルト原酒となります。
※他に注目されたのは、世界中で驚くほどの販売数を誇るジョニーウォーカーが発売した『ワインカスクブレンド』があります。
タイプの違う上記の原酒をブレンダーたちが最適なヴァッティングをしています。
そのため、先程の深み・華やかさ・クセが少ないウイスキーが実現しています。
【評価】サントリー山崎(ノンエイジ=NV/NAS)の香り・味わい
概要 | 詳細 |
---|---|
種類 | シングルモルトウイスキー |
容量・アルコール度数 | 容量:700ml(アルコール度数43%) |
所有者(製造元) | サントリー(山崎蒸溜所) |
香り | ・苺、プラムの様な甘くフルーティーな香り ・微かにシナモンを思わせるメリハリのある香り ・木の香り、樽感を感じる |
味わい | 【含んだ瞬間】 木や樽の香りがフワと広がりながら、後から苺やプラムを思わせるフルーティーな甘い香りで満たされる。 【中盤】 ヘビーでないにも関わらず、しっかりとモルトのリッチなコクの奥で、微かにスパイシーなシナモンの様な風味を感じさせる。 【飲んだ後】 余韻は重すぎず、スッキリとイメージ。 |
何料理に合う? | 海産物・赤身肉・ナッツ・チョコ |
初心者向け | ウイスキー特有の初心者が苦手にするクセは強くはありませんが、深いコクと香りを感じます。そのため、初心者の方の中には苦手に感じる場合もあるでしょう。 |
総合評価 |
山崎12年以降も飲んでみたいですが、まずはノンエイジを試してみてください。
『日本のウイスキーって凄い』と感じさせてくれます。
そしてノンエイジと言っても侮るなかれと言えるのが、この山崎ウイスキーです。
熟成年数に縛られないため、ブレンダーの方々の技術力で自由に多彩なウイスキーへ仕上げることが出来ます。
\ぜひお試しください/
【飲み方】サントリー山崎(ノンエイジ)のtasting note
今回試してみた飲み方は、『ストレート』『ロック』『ハイボール』の3種類です。
ストレートの場合
濃厚な山崎ノンエイジの甘み・香りが楽しめます。
ウッディーな香りも喉を通っていく時に感じますが、やはり加水をした方がより香が楽しめるでしょうか。
ロックの場合
私が個人的にオススメな飲み方は、この山崎ノンエイジ『ロック』です。
徐々に変化する味わいは、じっくりと楽しむ価値があります。
ストレートとは違い、やはり加水を徐々に行うことで、フルーティーな甘みのある上品な香りが強まります。
ハイボールの場合
サッパリと、よりライトに楽しむならハイボールがオススメです。
また、飲み慣れていない人は、ロックから始めるよりも楽しみやすいでしょう。
食事と合わせるならハイボールのライトな飲み方、晩酌でゆっくり楽しむならハーフロックがオススメです。
【おつまみ】サントリー山崎(ノンエイジ)に合わせたメニューとは?
今回はせっかくの山崎ノンエイジなので!
虎ノ門市場の高級食材『あわび』で贅沢バター醤油ソテーをおつまみに作りました。
海の幸と山崎の相性は良さそうですね。
特に、あわびの肝の部分の苦味とは最高ではないですか!?
最高です!
簡単に直ぐに、家飲みで作れるオススメメニューです。
- 熱したフライパンにバターを入れ溶かしながら、あわびを投入し塩胡椒とニンニクを、お好みの量をまぶしながら火を通す。
- あらかた火が通れば、フライパンからあげてアルミホイルで包み、余熱で中までジックリ火を通す。
- 2の工程の間に、あわびを焼いていた残り汁に、醤油を適量投入し再度火を付けて煮詰めれば、あわびの旨味が凝縮したソースの完成。
余熱であわびに火を通すので、程よい火の通り具合になり失敗しません。
それに、身の質感も保ったままなので、最高の歯応えです。
特に余計な味付けをしなくても、濃厚なバターのコク・あわびがもつ海の潮気が丁度良い味付けになります。
あわびを口に入れた瞬間バター醤油の旨味が広がり、一口噛み締めると新鮮なあわびの磯の旨味と、素晴らしい歯応えが楽しませてくれます。
そこに『山崎』ノンエイジを飲めば完成ですね。
そうなんです!
あわびの磯の香と、バター醤油で一杯になったところに、山崎のもつ木の樽感やフルーティーな甘みある香りが、さらに味わいを向上してくれます。
山崎を飲むことで「スッキリとする」という、決して一言では片付けられない相乗効果でした。
さらに酒飲みには堪らない!
あわびの肝と、『山崎』の相性は言うまでもありませんね!
\虎ノ門市場のアワビはこちら/
あわび醤油付き!濃厚なあわびの旨味が山崎にピッタリ!
\ぜひお試しください/