【オススメの日本ウイスキー】富士御殿場蒸溜所『薫風バレルセレクション2020』|キリンビール社が保有する数万個から選び抜かれた原酒のみ使用したブレンデッドウイスキー
今回は富士御殿場蒸溜所と、酒類販売を行っている酒屋ビッグがコラボした限定発売のウイスキー『薫風(くんぷう)バレルセレクション2020』をご紹介します。
2015年から継続しているシリーズですね。
『薫風バレルセレクション2020』は、キリンビール社が保有する数万個の原酒から選び抜かれたモノを使用した、ブレンデッドウイスキーです。
ぜひ最後まで読んで頂き、次回購入するウイスキーリストに加えてください。
『薫風バレルセレクション2020』をご紹介
『薫風バレルセレクション2020』は、2015年から毎年発売され、その都度セレクトされる樽が変わるため、味わい・風味・香りの変化が楽しめるウイスキーです。
キリンディスティラリー社の現在マスターブレンダーを務める田中城太氏が、監修を行っています。
ファンの中には、『薫風バレルセレクション2020』を毎年変化が楽しめるということで、発売を心待ちにしている方も多いようです。
『薫風バレルセレクション2020』は、第一印象としては富士御殿場蒸溜所らしい、フルーティーさやグレーン由来のスパイシーさなどを強く感じました。
また、ハイボールにすると一味違って、甘みを感じ表情が豊かなウイスキーでした。
種類 | ブレンデッドウイスキー |
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容量・アルコール度数 | 容量:500ml(アルコール度数40%) |
所有者(製造元) | 富士御殿場蒸溜所(キリンディスティラー株式会社) |
香り | ・洋梨のような爽やかでフルーティーな甘い香り ・若干ですが、樽香を感じます |
味わい | 【含んだ瞬間】 ハチミツのような甘みが広がる 【中盤】 少しスパイシーな風味が広がり、奥に若干の樽感を感じる 【飲んだ後】 サッパリとした余韻ですが、少しだけフルーティーさが残ります |
何料理に合う? | どんな料理にも合わせやすいクセのないウイスキーです。 |
初心者向け | スモーキーさなどはなく、サッパリとした飲み心地なので、初心者の方にも比較的飲みやすいウイスキーです。 |
総合評価 |
食後にジックリと楽しむのでなく、ハイボールやハーフロックで気軽に楽しめる印象でした。
ぜひお試しください
【飲み方】『薫風バレルセレクション2020』のtasting note
今回試してみた飲み方は、『ストレート』『ハイボール』の3種類です。
ストレートの場合
円やかな口たりで、ストレートでもキツく感じませんでした。
スパイシーさ・オイリーさも楽しめます。
ハイボールの場合
加水することで、甘みが広がる印象を受けました。
ストレートでもライトに楽しめる程、カジュアルな飲み方ができるウイスキーです。
ストレートでじっくり楽しむというよりは、料理酒としてハーフロックやハイボールがおすすめです。
【概要】『富士御殿場蒸溜所』をご紹介
富士御殿場蒸溜所は、国内外でも様々なタイプの原酒を作ることで注目されている蒸溜所の一つです。
富士御殿場蒸溜所は、1973年にキリン・シーグラム社(現在のキリンディスティラー株式会社)が設立しました。
その実態は、1972年にキリンビールと他2社、シーグラムとシーバスブラザーズの計3社が合併し造られた蒸溜所です。
富士御殿場蒸溜所が注目される所以は、合併された2社の技術を駆使し、グレーンウイスキーとモルトウイスキーが造られる複合蒸溜所だということが大きな要因だと言えます。
両者が培った技術を元に多彩な原酒が造られ、中でもライト・ミディアム・ヘビーの3種類のグレーンウイスキーが製造されています。
富士御殿場蒸溜所の創業当時から、富士山の伏流水や合併した各社が持つ酵母から厳選した5種類の酵母、そして小樽熟成するなど、現在も変わらず受け継がれています。
【おつまみ】『薫風バレルセレクション2020』に合わせたメニューとは?
今回『薫風バレルセレクション2020』には、手巻き寿司を合わせました!
カジュアルな飲み方をしやすいウイスキーなので、思った通り料理との相性も良かったです。
また、寿司飯の甘酸っぱい酸味や海苔の磯の香りが、『薫風バレルセレクション2020』がもつ風味と相性が良くサッパリと食事を楽しめることができました。
\ぜひお試しください/
\過去のラインナップ/