ウイスキー好きにおすすめな【ウイスキー検定とはどんな資格?】検定内容・難易度など詳しくご紹介!|実際に勉強した方法もお届けします

ウイスキー検定の内容・難易度・勉強方法
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ウイスキー好きにオススメの検定である、『ウイスキー検定』の2級と3級を受験した経験をもとに、これから受験しようか迷っている方へ詳しく内容をご紹介していきます。

後半ではウイスキー検定の勉強で使用したテキストや、当ブログで各国のウイスキーについてまとめた勉強に活用できる記事など、合わせてご紹介します。
ぜひ最後まで読んでいただき、受験するかのご参考にしてください。

目次

まず始めにウイスキー検定とは?

ウイスキー検定とは?詳細・難易度・勉強法

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まずは、ウイスキー検定が何なのかをご紹介していきましょう!
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そうですね!
ウイスキー検定とは、ウイスキー文化研究所のウイスキー検定実行委員会が実施している、『ウイスキー』関連の知識を測る民間の検定です。

 

運営団体 ウイスキー文化研究所とは?

世界のウイスキーライター5人に選ばれている土屋守 氏が代表を務める、会員制の団体がウイスキー文化研究所(旧スコッチ文化研究所)です。

活動内容は、ウイスキー検定の運営をはじめ、ウイスキーの普及活動やイベントの開催、など多岐にわたります。
代表の土屋守 氏は、東京ウイスキー&スピリッツコンペティションの実行委員長も務める、現代の日本ウイスキー文化に欠かせない重鎮です。

 

ウイスキー検定の概要

ウイスキー検定の内容は、世界的にあるウイスキーの歴史・文化・蒸留所から、現在最新のウイスキー情報まで、幅広い知識を問われます。
またウイスキー検定の歴史は浅く、2014年からスタートした検定です。

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年に2回(2月と9月)実施されています。

基本的に、1級・2級・3級のレベルに別れ、不定期に各種ウイスキーの専門的な検定が用意されているのが特徴です。

ウイスキーコニサーとウイスキー検定は何が違う?それは難易度!

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簡単に言うと、『ウイスキーコニサー』はプロ向けで、『ウイスキー検定』は一般向けです。

『ウイスキーコニサー』の難易度は高く、かなり専門的な深い知識が必要になります。
資格は3段階に分かれ、『1st:ウイスキーエキスパート』『2nd:ウイスキープロフェッショナル』『3rd:マスター・オブ・ウイスキー』と、段階に沿って受験を進めていきます。

2段階目の『ウイスキープロフェッショナル』は以降は、筆記試験と合わせてテイスティング試験も実施され、相応の学習時間と経験が必要になるでしょう。
また、このプロフェッショナルの資格があり、ウイスキーセミナー講師認定講座を修了した方は、ウイスキーレクチャーとして様々な所で講師として活躍できます。

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ウイスキー検定も、もちろん難易度が高い試験ですが、ウイスキーコニサーと比較すると難易度は下がり受験しやすいです。

手始めにと考えている方は、まずは『ウイスキー検定』を受験するのがオススメでしょう。
特にウイスキー検定の中でも、3級に関しては合格率が80%以上と、難易度が低いのでまずはここからスタートするのがオススメです。

 

ウイスキー検定の級ごとの詳細

ウイスキー検定の過去問題集と公式テキスト

ウイスキー検定の過去問題集と公式テキスト

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ウイスキー検定は7種類あり、難易度が異なります。
そのうち、初級とされるのが3級、中級が2級で1級が上級です。

初球の3級は、難易度が低い基礎的なウイスキーの知識が全般の内容で、級が上がるごとに専門性が高まります。

またウイスキー検定には、1/2/3級以外にも特別級として各ウイスキーの種類に分けた専門的な試験があります。
例えば、シングルモルトに特化したSM級や、アイリッシュウイスキーに特化したIW級など4種類の検定が用意されています。

受験資格は基本的に20歳以上の方なら誰でも受験することができますが、1級のみ2級合格が必須なのでご注意ください。

ウイスキー検定の7つの種類を、出題形式など詳しくご紹介

ウイスキー検定の2級と3級に関しては、併願受験を行うと受験料が10%OFFになります。
団体受験も可能で、公式テキスト他10%割引に合わせてウイスキーフルボトルプレゼントされのが特徴です。

また、受験特典としてクリアファイルなどのオリジナルグッズが、ウイスキー検定の受験者全員にプレゼントが用意されています。

1級 内容:ウイスキー検定の公式テキスト全章。

  • 5択問題が80問。記述式が20問。
  • 合格点80点以上。(制限時間60分)
  • 【受験資格】2級合格者を対象
2級 内容:ウイスキー検定の公式テキスト第1章〜6章+8章

  • 全100門の4択問題。
  • 合格点70点以上。(制限時間60分)
  • 【開催】年2回(2月・9月)
  • 【受験方式】在宅試験
  • 【料金】5,500円(税込)
    ※2級と3級は併願受験で、受験料10%OFF
3級 内容:ウイスキー検定の公式テキスト第1章〜2章

  • 全100問の4択問題。
  • 合格点60点以上。(制限時間60分)
  • 【開催】年2回(2月・9月)
  • 【受験方式】在宅試験
  • 【料金】4,400円(税込)
    ※2級と3級は併願受験で、受験料10%OFF
SM級
(シングルモルト)
内容:シングルモルトに特化した問題で、歴史・文化・製法など幅広い知識が必要
(出題は公式テキストや参考書など)

  • 全100問のマーク式
  • 合格点65点以上(制限時間60分)
  • 合格者には得点により、4段階の段位認定があります
    (初級)65〜74点
    (二段)75〜84点
    (三段)85〜94点
    (師範)95点以上
BW級
(バーボン)
内容:バーボンウイスキーに特化した問題。歴史・文化など幅広い知識が必要

  • 全50問の5択のマーク式
  • 合格点35点以上(制限時間45分)
IW級
(アイリッシュ)
内容:アイリッシュウイスキーに特化した問題。歴史・文化・製法など幅広い知識が必要

  • 全50問の5択問題
  • 合格点35点以上(制限時間45分)
JW級
(ジャパニーズ)
内容:ジャパニーズウイスキーに特化した問題。

  • 全100問の5択問題
  • 合格点65点以上(制限時間60分)
  • 合格者には得点により、4段階の段位認定があります
    (初級)65〜74点
    (二段)75〜84点
    (三段)85〜94点
    (師範)95点以上

 

7種類のウイスキー検定の合格率

初級とされるウイスキー検定3級の場合、合格率は81%と非常に高いです。
ですが、難易度が上がるほど非常に50%を切る級も出てくるため、しっかりと事前の学習が必要になってきます。

1級 29%(申込者数1013人中、合格259名)
2級 49%(申込者数6613人中、合格2713名)
3級 81%(申込者数5367人中、合格3828名)
SM級(シングルモルト) 32%(申込者数270人中、合格76名)
BW級(バーボン) 51%(申込者数320人中、合格141名)
IW級(アイリッシュ) 25%(申込者数178人中、合格36名)
JW級(ジャパニーズ) 67%(申込者数473人中、合格268名)

 

ウイスキー検定はどんな人にオススメ?

  1. ウイスキーが好きな方
  2. ウイスキーに興味のある方
  3. お酒に関連する仕事をしている方や、就職・転職を考えている方
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まず最初にウイスキー検定は、ウイスキーが好きな方や、ウイスキーに興味のある方にオススメです。

ウイスキー検定は、どの級に関してもウイスキーに関わる歴史・文化・製法など、ウイスキーの深い知識を問われます。
そのため、ウイスキーの知識が深まり、よりウイスキーを愉しめる検定です。
ウイスキーが好きな方や興味がある方にとっては、非常に魅力ある検定だと言えます。

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それ以外には、お酒に関連する仕事をしている方や、就職・転職を考えている方にもオススメでしょう。

就職や転職するにあたり、ウイスキー検定はもちろん必須ではありません。
しかし、自分が扱うもしくは今後扱うであろうウイスキーに関して、知識を深めて証明することができるのはメリットです。

ウイスキー検定公式テキストはこちら!

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【勉強方法】ウイスキー検定の使用したテキストとは?

ウイスキー検定テキストのご紹介

ウイスキー検定に使用したテキスト一覧

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実際に2019年にウイスキー検定の3級と2級を、独学で受験しました。

ウイスキー検定の公式テキストと、過去問を中心に勉強していましたが、それ以外にも使用して便利だったテキストがあるのでご紹介します。

上記の4冊を元に、ウイスキー検定の学習を進めていきました。
ウイスキーに興味が出始めた方でも、ある程度ウイスキー関連の本や公式テキストなどを活用すれば、2級・3級の受験は大丈夫でしょう。
ウイスキー検定の勉強に所要したのは、約1ヶ月の空いた時間です。

 

【勉強の流れ1】まずはウイスキーの歴史や現在の情報を『FOOD DICTIONARYウイスキー』で掴もう!


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ウイスキー検定を受けることを決心した当初、お酒が好きだからと言っても、ウイスキーの歴史や情報を全く知りません。
そんな状態難しい内容は入らないと思い、まずは流れを掴むこに専念しました!

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最初から、ガチガチの情報では頭に入りにくいこともあり、テキストと言うよりは、ざっくりとウイスキーの概要が分かる本を選ぶことにしたんですね。

そこそこ内容がシッカリしていて、有名なウイスキーもいくつか掲載されているので、流れを掴むには自信を持ってオススメします。

私のオススメする本選びは?
  1. 写真付きで、カラー印刷の本。
  2. イラストで詳しい解説付き
  3. 1日で読み切れる本の厚み。
  4. ざっくりと概要が分かる内容。

上記の3つのポイントを元に選んだのが、『FOOD DICTIONARYウイスキー』です。

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【勉強の流れ2】ザックリ掴んだ後は『ウイスキー完全バイブル』でもう少し詳細に!

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この本は、世界5大ウイスキーを中心に歴史・文化・特徴や製法まで解説されています。
そして、205本もの銘柄が掲載されているので、検定の勉強に役立ちます。
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それに全面カラー印刷で、各ウイスキーごとの特徴なども分かりやすく整理されているので、次に買うウイスキーを選ぶのにも活用できます。

また、ウイスキー文化研究所の代表である土屋守 氏が執筆と監修を行っています。

  • ウイスキーの特徴が分かりやすい!
  • 掲載されている銘柄はたっぷり205本!(検定勉強に役立つラインナップ)
  • ウイスキーの歴史や魅力がたっぷり掲載されている。
  • ウイスキーの製造方法も掲載されている。

検定の勉強を本格的に始める際に、問題の中でウイスキーの銘柄を調べることはしばしばあります。
その際、この『ウイスキー完全バイブル』は205本も掲載されているので、早見表としても役立ち本当にオススメです。

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【勉強の流れ3】概要を掴んだ後は『ウイスキー検定公式テキスト』と過去問で勉強!


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ガッツリ勉強をし始めると欠かせないのが、この『ウイスキー検定公式テキスト』です。

こちらの本は、ウイスキー検定を受験するにあたり必須です。
3級・2級のどちらも、基本的にこちらのテキストを中心に出題され、合わせて最新の情報といった形のため、公式テキストをしっかり読む必要があります。

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ただ実際に過去問を解き始めると、公式テキストを読むだけでは、なかなか答えに結びつきにくいと感じました。
問題の傾向を知るためには、最新の過去問で知識を広げるべきだと言えます。

↓↓↓

テキストだけでなく『ウイスキー検定過去問題集』も必要です!

  1. 『ウイスキー検定過去問題集(右側の黄色)
    3・2・1級に合わせSM級やJW級の問題が収録されています。
  2. 『ウイスキー検定公式問題集(左側の赤色)
    受験する級の問題だけ過去5回分の問題が掲載されています。

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『ウイスキー検定公式問題集(左側の赤色)』は、より力を入れる級がある場合活用してください。

もちろん、各7種類全て1冊ごとに販売されています。
詳細はこちら

また公式テキストや過去問題集以外にも、公式テキストに記載されている参考文献や、ウイスキー専門誌『ウイスキーガロウ』などもご参考ください。

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【挑戦!】実際にウイスキー検定を受験して感じたメリットとは?

ウイスキー検定の受験票

ウイスキー検定の受験票

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正直なことをお伝えすると、大学生の時以来の勉強だったので、なかなか焦りと不安でいっぱいいっぱいでした。
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合格は別にして、実際に勉強してみて、どうでしたか?
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ウイスキーは飲むだけでも楽しめますが、知識を深めることで次に飲むウイスキーについてを選ぶ基準になり楽しみが広がります。 

私のように、趣味としてのウイスキーを楽しんでいる方には、ぜひウイスキー検定を受験することをオススメします。
よりウイスキー・ライフが愉しめること間違いなしです。

 

【受験する皆さんへ】勉強ができるよう製法から特徴までまとめたので活用ください!

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少しだけご紹介します。私自身も勉強中に暗記・早見表として活用するためにまとめた記事です。

ウイスキーの概要から、製造方法・各国の歴史や蒸溜所の特徴などの情報が詰まった記事になります。
ぜひ早見表として活用してください。

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今回ご紹介したウイスキー検定の書籍一覧

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