フランスでベストセラーになったウイスキーの実用書『ウイスキーは楽しい!』がオススメ!|絵で楽しんでウイスキーの勉強ができる大人の教本
今回は新しくウイスキーの勉強にと考え購入した、フランスでベストセラーになった教科書『ウイスキーは楽しい!』をピックアップしました。
フランスで様々なスピリッツ特にウイスキーに関して、情報発信を続けているミカエル・ギド氏が著書の本ですね。
今回は、PIE International発行の書籍『ウイスキーは楽しい!』についてご紹介していきます。
全編フルカラーで分かりやすくイラストをふんだんに使用した解説は、ウイスキーの入門書を探している方にぜひオススメですので、最後まで読んで頂き一度ご検討ください。
PIE International発行『ウイスキーは楽しい!』の内容は?
概要 | 詳細 |
---|---|
発行元 | PIE International |
著書 | 著者:ミカエル・ギド(訳者:河 清美) |
イラスト | ヤニス・ヴァルツィコス |
ページ数 | 192ページ(全ページ フルカラー) |
サイズ | B5の変形型240×190mm |
『ウイスキーは楽しい!』は、意外に分かり辛いウイスキーに関する製造をはじめとする知識から、各国のウイスキーの特徴や料理の合わせ方(マリアージュ)などの情報が盛り沢山に掲載されています。
イラストの雰囲気
ヤニス・ヴァルツィコス氏の親しみやすいイラストで解説されているので、入門書としてオススメの一冊です。
著者ミカエル・ギド氏とは
ミカエル・ギド(Mickael Guidot)氏は、フランスのワインの名産地ブルゴーニュ地方出身でコート・ド・ボーヌ地区近辺で育った方です。
パリへ上京後は広告代理店に入社し、様々なスピリッツメーカーなどに関わっていました。
ウイスキーの導き手となった彼の祖父ジョルジュ氏に敬意を表し、2012年から酒類の情報発信サイトForGeorge.comを立ち上げ、特にウイスキーの魅力を多くの人へ伝える活動を行っています。
『ウイスキーは楽しい!』の目次
構成は以下の通りで第七章に渡って、ウイスキーについて順序立ててご紹介頂いています。
順番にある程度読めば、大まかにウイスキーについて知識を深めることができます。
- p6〜序章
(ウイスキーの種類や年表など) - p20〜第一章 ウイスキーの製造
(原料、製造方法、樽、蒸留器……など) - p60〜第二章 ウイスキーを味わう
(グラス、テイスティングの仕方、ウイスキーのフレーバー……など) - p94〜第三章 ウイスキーを買う
(ウイスキーのラベルについて、栓の役割など) - p112〜第四章 食材と合わせる
(ディナーとウイスキー、相性の良い料理、郷土料理……など) - p122〜第五章 バー&カクテル
(飲み方など) - p148〜第六章 ウイスキーの産地を巡る
(スコットランドをはじめとするウイスキー5大国など世界約20ヵ国の紹介) - p178〜第七章 付録
『ウイスキーは楽しい!』の中で面白かった内容とは?
特に面白かったのは、第四章の食材とウイスキーの相性を解説している部分です。
バーボンをはじめアイリッシュやアイラモルトのウイスキーと、何の組み合わせがオススメかなど詳しく解説してあり、今後の家飲みの参考になりました。
また別の側面として、ウイスキーの種類以外にもライトなタイプやピーティータイプの軸で、何の料理が合うのかも解説があり、他のウイスキー書籍には無い内容になっています。
『ウイスキーは楽しい!』は、まさにウイスキーの面白さを教えてくれる大人の実用書です。
序盤ではウイスキーの一般的な内容、中盤では楽しみ方などが書かれており、1冊全て読めばあらかたウイスキーについての知識を深めることができます。
\ぜひオススメです/