自宅で飲むハイボールを100億倍美味しく作る方法をご紹介!家飲みを楽しむには必須の知識
居酒屋の飲み放題メニューでも大体1番上に載っていますよね。
ウイスキーと炭酸さえあれば作れるので、「ご自宅での晩酌の定番だ」という方も多いでしょう。
しかし、適当に作っていませんか?ハイボールはシンプルなぶん作り方ひとつで変身するカクテルなのです。
騙されたと思ってぜひチャレンジしてみてください。
100億倍美味しいハイボールを目指して!
【ハイボールの材料1】まずは主役のウイスキーを入手しよう
まずウイスキーを用意します。
コンビニで手に入るもので構いません。
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ウイスキーにしては安く、味・香り・風味が最高なんですよね!
道産子なんで、すみません贔屓です。
(本当は道産子ではないですが、それほどオススメなウイスキーと言えます。)
もちろん贔屓なしで、ブラックニッカの甘みはハイボールにぴったりです。
もし、もっとガツンとした濃厚な味わいがお好きな方は、ジャックダニエルもオススメです。
これは先ほどの『ブラックニッカ』や『角瓶』とは違う、製造方法も違うテネシーウイスキーなので、風味が全く違います。
● 初心者向け‥‥ニッカウイスキー『ブラックニッカ』
● 初心者向け‥‥サントリー『角瓶』
● 中級者向け‥‥アメリカのテネシーウイスキー『ジャックダニエル』
【ハイボールの材料2】次に忘れてはいけない炭酸水
割高ではありますが、常に美味しいハイボールのためには、小さいものをチョイスするのがベターです。
特に炭酸の中でもオススメしたいのが、ヴォックス強炭酸水
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【ハイボールの材料3】ぜひ買っていただきたいのが氷
家庭用の氷は、白く濁って凍ります。
この状態は、体に害があるわけではありませんが、水が凍った際に不純物が入った状態を意味しているんです。
逆にコンビニやスーパーなどで販売されている氷や、BARでグラスに入っている氷は、透きとおってほとんど透明な出来上がりになっています。
つまり、その氷が透明な理由は、不純物が抜けている状態ということです。
美味しいハイボールにとって、氷の存在はとても大切なのです。
実際に、違いを飲み比べると驚くほど違うので実験してみるのも面白いでしょう。
100億倍美味しいハイボールの作り方!
step1. グラスに氷をびっちり入れる
少しグラスから飛び出るくらいの勢いで入れましょう。
ちなみに、グラスの大きさはお好みでご用意ください。
ただメガジョッキのように大きすぎると、飲み終わりまで時間がかかってしまうと、おいしさが半減します。
ハイボールはごくごく飲むものです。
ご自身が気持ちよく飲み切れる量で作りましょう。
\では、ウイスキーの登場です。/
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step2. ウイスキーをグラスの4分の1ほど入れ、ステアする
決してドボドボ入れません。
ウイスキーが氷に当たると、パチパチと氷の溶ける綺麗な音がします。
一人うっとり楽しみましょう。(楽しみすぎて入れすぎには注意)
ここで、氷についている霜をウイスキーで流してあげましょう。(炭酸の抜けを防ぐため)
そしてステアします。
気分はバーテンダーです!
バースプーンがない方は、もちろんお箸で構いません。
しかし、割り箸だと炭酸が抜けてしまうので、プラスチックのものでお願いします。
まだ炭酸水は入っていないですよね。
ここでステアをするのが、美味しいハイボールを作る重要なポイントになります。
炭酸を入れる前に、しっかりと常温のウイスキーを冷やすのが、炭酸の抜けも少なく美味しいハイボールのポイントですね。
この一手間を面倒くさがって省いてしまうと、なんかもったりしたパンチのないハイボールになるか、頑張って冷やそうとして炭酸を入れた後にたくさんステアをした間の抜けたハイボールになります。
- 氷をビッチリ入れる
- ウイスキーをグラスに4分の1の量で注ぐ
- ステアしてウイスキーを冷やす
そして、このステアにもポイントがあります。
想像してみてください。
同じ20回転でもゆっくりな回転と素早い回転、どちらが冷えるでしょうか。
もちろん後者です。
そして、「冷えればいいんでしょ」とだらだらたくさん回すと、氷が必要以上に溶けてしまい水っぽくなり美味しくなくなります。
\では、次はいよいよ炭酸の登場です。/
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step3. グラスの上3分の1ほど残し炭酸で満たす
ステアに疲れて気を抜いてはいけません。
簡単な作業に見えて繊細なので、ここで仕上がりにグッと差が出ます。
【炭酸の量】
ギリギリまで炭酸を入れてしまうと、ウイスキーの香りが上に逃げてしまいます。
グラスに余白を作ること、でグラス内に香りを漂わせるのです。
そして、次にとても大切なのは炭酸の注ぎ方です。
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衝撃による炭酸の抜けを防ぐためです。
【炭酸の注ぎ方】
高いところからではなく縁ギリギリから、心穏やかに注ぎましょう。
糸のように細くゆっくり静かに注ぐのです。
そして、次にとても大切なのは氷への配慮です。
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グラスを上から覗いてみてください。
下に沈んでいるウイスキーが見える位置があるはずです。
【氷に当てないように】
グラスの上から見て、氷がない場所を探して、静かに炭酸を注いでください。
氷を当てないのは、重要な炭酸の抜けを防ぐためです。
例えば、氷の入っているグラスにコーラを注いだら泡立ってグラスから溢れてしまった、という方を見たことはありませんか?
あれは、氷に炭酸が当たったことで、どんどん炭酸が抜けている状態なんです。
\後一息で100億倍美味しいウイスキーの完成です/
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step4. いよいよ最後の仕上げ
沈めた後は、焦らずそっと1回転させてください。
(何回転もは必要ありません。)
ウイスキーと炭酸の比重などで自然と混ざります。
飲む前にぜひグラスの中を見ると、グラス内をゆらゆら漂うウイスキーが楽しめます。
黄金色に輝くウイスキーを一口飲むと、ふっと「美味しい…」と言う言葉が出るはずです。
まとめ
まず、キリッとした炭酸のピリピリとした口触りのあとを追いかけるように、ウイスキーの豊潤な香りがします。
このレシピは少しウイスキー濃いめなのですが、十分に冷得ている、かつ炭酸をはっきりと感じられるためごくごく飲むことができるかと思います。
口の中からハイボールが消えた後も、ウイスキーのほのかな甘みが口の中に広がっていることでしょう。
たかがハイボール、されどハイボール。
ウイスキーに炭酸を混ぜるだけの簡単なレシピです。
しかし、すべての工程に愛情を注ぎ丁寧に作ることで、全く別物の幸せの味として出来上がるのです!
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