【一度は飲んで欲しい!】“北海道地方の蒸溜所” が作る、オススメの日本 ウイスキーを蒸溜所の情報と合わせてご紹介!(第1回目)
今回はスコットランドの気候や環境と似ている『北海道地方』にある蒸溜所に注目しました!
北海道は冷涼で湿地な気候が特徴的で、マッサンで一躍知られる様になったニッカウヰスキー創設者 竹鶴政孝 氏も、本場スコットランドのウイスキーを日本で造るために選んだほど、ウイスキー作りに適した土地です。
北海道地方にある蒸溜所は、『厚岸蒸溜所』『余市蒸溜所』『ニセコ蒸溜所』の計三箇所です。
今回は各蒸溜所別で、「この蒸溜所と言えばこのウイスキー!」として、ぜひ一度は飲んでもらいたい代表的なウイスキーをご紹介していきます。
多くのウイスキー愛好者から注目されている【厚岸蒸溜所(堅展実業)】
「アイラモルトのようなウイスキーを造る」ことを目標に、厚岸蒸溜所は2016年に設立された蒸溜所です。
蒸溜所がある北海道 厚岸町は牡蠣の産地としては知られ、蒸溜所は厚岸湾から2キロほどの湿地帯にあります。
まるでスコットランドのアイラ島ように、霧が発生しやすく冷涼で湿潤な環境、そして豊かな自然に囲まれておりアイラモルトのようなウイスキーづくりに欠かせない条件を満たしています。
厚岸蒸溜所のウイスキーと言えば、かなり入手が困難なことで知られている『二十四節気シリーズ』です。
二十四節気とは、春・夏・秋・冬の4つある季節を、さらに6分割づつしていき24に分割し、名称を付けた古くからある暦のことです。
厚岸蒸溜所では、この二十四節気になぞらえたウイスキーをシリーズとして販売しています。
クオリティーはもちろんのこと、シリーズという収集家心をくすぐる仕掛けにより、現在は残念ながらプレミア価格で販売されており、一般的な酒類を扱っている店頭で購入することは非常に困難な状態です。
厚岸蒸溜所 シングルモルトウイスキー 寒露(二十四節気シリーズ 第一弾)をご紹介
概要 | 詳細 |
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容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数55%) |
分類 | シングルモルト ウイスキー (原材料:モルト) |
価格 | 希望小売価格:16,500円(税込) |
入手難易度 (高い程困難) | ※希少価値が高いためネットショップにて、プレミア価格が販売されています。 実店舗での購入はかなり厳しい状態です。 |
受賞歴 | ・SFWSC2021最優秀金賞 ・WWA2021ジャパニーズシングルモルトウイスキー/ノンエイジカテゴリー 最優秀賞 |
二十四節気では、17番目の季節を『寒露(かんろ)』と呼びます。
季節の目安としては、秋の後半あたりですね。
発売されたのは2020年です。
公式サイトでは、ドライフルーツのような香りが記載さていることから、非常にフルーティーさが楽しめるウイスキーでしょう。
(公式サイトはこちら)
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厚岸蒸溜所 ブレンデッドウイスキー 雨水(二十四節気シリーズ 第二弾)をご紹介
概要 | 詳細 |
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容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数48%) |
分類 | ブレンデッド・ウイスキー (原材料:モルト、グレーン) |
価格 | 希望小売価格:11,000円(税込) |
入手難易度 (高い程困難) | ※希少価値が高いためネットショップにて、プレミア価格が販売されています。 実店舗での購入はかなり厳しい状態です。 |
受賞歴 | ・SFWSC2021金賞 |
二十四節気では、2番目の季節を『雨水(うすい)』と呼びます。
季節の目安としては、春の前半あたりですね。
発売されたのは2021年です。
公式サイトでは、ダークカカオ、カスタードプリンなどの香りが記載され、味わいには柑橘系のレモンやライムなどが記載さていることから、ビターな味わいにサッパリとした柑橘系の風味が楽しめることが伺えます。
また、香り高いピート感もある様です。
(公式サイトはこちら)
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厚岸蒸溜所 シングルモルトジャパニーズウイスキー 芒種(二十四節気シリーズ 第三弾)をご紹介
概要 | 詳細 |
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容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数55%) |
分類 | シングルモルト・ウイスキー (原材料:モルト) |
価格 | 希望小売価格:16,500円(税込) |
入手難易度 (高い程困難) | ※希少価値が高いためネットショップにて、プレミア価格が販売されています。 実店舗での購入はかなり厳しい状態です。 |
受賞歴 | ー |
二十四節気では、9番目の季節を『芒種(ぼうしゅ)』と呼びます。
季節の目安としては、夏の中頃ですね。
公式サイトでは、香りにはミルクチョコレートやナッツ、ピート様の煙など、そして味わいには柑橘系の酸味など…が記載されていたことから、初夏を思わせるような優しく爽やかなスモーキーさが楽しめそうです。
(公式サイトはこちら)
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NEW!|厚岸蒸溜所 シングルモルトジャパニーズウイスキー 処暑(二十四節気シリーズ 第三弾)をご紹介
概要 | 詳細 |
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容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数48%) |
分類 | ブレンデッドウイスキー (原材料:モルト、グレーン) |
価格 | 希望小売価格:11,000円(税込) |
入手難易度 (高い程困難) | ※希少価値が高いためネットショップにて、プレミア価格が販売されています。 実店舗での購入はかなり厳しい状態です。 |
受賞歴 | ー |
二十四節気では、14番目の季節を『処暑(しょしょ)』と呼びます。
季節の目安としては、秋の前半あたりですね。
公式サイトでは、香りにはマニカハニーやバターファッジなど、甘い香りが予想されるイメージが記載されていました。
味わにには柑橘系のものなどが記載され、かつピート感もあるようです。
(公式サイトはこちら)
ウイスキーの歴史には欠かせない【余市蒸溜所(ニッカウヰスキー)】
ニッカウヰスキー(旧 大日本果汁 株式会社)は、日本のウイスキー文化を築いた立役者の一人 竹鶴政孝氏が創業した会社であり、余市蒸溜所ははじめに建てられた歴史ある蒸溜所です。
やはり余市蒸溜所といえば、蒸溜所名がついた『シングルモルト 余市』が、ウイスキーに興味のある方にはぜひ飲んでもらいたい日本のウイスキーですね!
シングルモルト余市 ノンエイジをご紹介
概要 | 詳細 |
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容量(アルコール度数) | 容量:700ml(アルコール度数45%) |
分類 | シングルモルトウイスキー (原材料:モルト) |
価格 | 参考小売価格:4,200円(税別) |
入手難易度 (高い程困難) | ※ネットショップでも、実店舗でも比較的入手しやすいです。 |
受賞歴 | ISC2017金賞 |
余市蒸溜所は、今でも世界唯一伝統的な石炭直下焚きを行う蒸溜所です。
この石炭で焚きしめる方法によって、余市蒸溜所のウイスキーは力強く重厚な味わいが特徴的で、ピートの風味もしっかりと味わうことができます。
新しいクラフト蒸溜所【ニセコ蒸溜所(八海醸造)】
上記でご紹介した厚岸蒸溜所と余市蒸溜所同様、ニセコ蒸溜所は北海道の大自然に囲まれた地域(虻田郡ニセコ町)に建設された蒸溜所です。
ニセコ蒸溜所は2021年3月から蒸留が始まった、まだ新しい蒸溜所のためウイスキーの発売は2024年を予定されています。
そのため、まだウイスキーは発売されていません。
しかし、先行して2021年10月1日にジン『ohoro GIN(スタンダード)』と新作『ohoro GINネイビーストレングス』が限定発売されています。
ウイスキーのご紹介はまだまだ先となりますが、今後何か情報があればお伝えしていきます。
北海道地方のウイスキーをぜひ一度試してください!
ニセコ蒸溜所は残念ですが、ぜひ余市蒸溜所と厚岸蒸溜所のウイスキーは、ぜひ一度飲んでみてください。
余市蒸溜所のシングルモルト余市は、比較的に手に入りやすいく、それ程プレミア価格にはなっていません。
\余市蒸溜所/
\厚岸蒸溜所/
【予告】今回の北海道を皮切りに、都道府県別で今後オススメしたい代表的なウイスキーをご紹介していきます。
ぜひ次回の記事もお待ちください!