【みんな知ってる?4】ウイスキー検定受験者必見『スコッチウイスキー』とは?|5大ウイスキー生産国の中で消費量の約6割りを占めるウイスキー大国!

スコットランドは、5つのウイスキー生産国の中でウイスキー消費量の約6割りを占めるウイスキー大国!
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今回は、スコットランドのウイスキーについて、各蒸溜所を交えてご紹介していきます。

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スコットランドは、ウイスキーの蒸溜所が非常に多い国だと言えるでしょう。
その分、各地域でウイスキーの個性を、多様に感じることができます。

目次

スコットランドのウイスキー(スコッチウイスキー)とは?

スコットランドはウイスキーに最適な環境
  • スコットランドの守護聖人は『聖アンドリュー』
  • 独立を失ったのが1707年。
  • 東岸沖にある北海油田は、1970年代に発見された。
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スコットランドの面積は、日本の北海道とほぼ同じ大きさです。

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そのスコットランドのウイスキーは、『スコッチウイスキー』と呼ばれるんですよね。

スコッチウイスキーのルールとは?
  • 原料は『水・酵母・モルト(大麦麦芽)、その他の穀物』です。
  • スコットランドの蒸溜所で、糖化から発酵、そして蒸留まで行います。
  • アルコール度数は、94.8%以下で蒸留します。
  • 樽の容量は、700ℓ以下の樽を使用して詰めます。
  • 木製の樽で熟成させる(※木製でもオークカスク)
  • スコットランドの国内にある、保税倉庫で3年以上熟成させる必要があります。
  • 添加は、水とスピリットカラメルは許可されていますが、それ以外は不可です。
  • アルコール度数40%以上で瓶詰めをさせます。
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スコッチウイスキーの主な種類は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーに分かれます。

そして、スコッチのモルトウイスキーで使用する大麦は、一般的には春播きの二条大麦です。
ウイスキーの生産地として有名な理由は、ざっくりと4点上げることができます。

  1. モルトの原料となる大麦の生産地
  2. ウイスキーの熟成に最適な気候
  3. ピートが豊富な湿地帯
  4. 良質な天然の水が豊富な土地
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どの項目も、ウイスキー作りに重要なポイントですね。

スコットランドのウイスキー生産地は、大きく分けて6つあります。

  1. スペイサイド
  2. アイラ
  3. ハイランド
  4. ローランド
  5. アイランズ
  6. キャンベルタウン

スコットランドは、ハイランドとローランドが、土台となって構成されていた国でした。
現在は、6つの地域のそれぞれが、特徴的なウイスキーを生産しています。

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中でも、スペイサイドとアイラは、ウイスキーの聖地と呼ばれています。

スペイサイド

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スペイサイドは、ハイランド地方の一角にある地域ですね。

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スペイ川流域で、良質な天然の水と冷涼な気候に恵まれた場所です。
またスペイ川は、サーモンフィッシングの聖地とも呼ばれています。

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ウイスキーの風味の特徴は、華やかで上品な口当たりのものが多いのが特徴です。
スペイサイド内は、大きく分けて7地区の中で、それぞれ名酒と呼ばれるウイスキーが作られています。

スペイサイドのウイスキー生産地区

スコットランドのスペイサイド地区にある主な蒸溜所

フォレスト地区(※黄色で記載)

ベンロマック
(ベンローマック)
所有:ゴードン&マクファイル(GM社)
ポットスチル:2基(※スペイサイド最小規模)

エルギン地区(※青で記載)

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エルギンは、ボトラーズのゴードン&マクファイル(G&M)社が店を構える町です。

ベンリアック所有:ブラウンフォーマン社
グレンバーギ所有:ぺルノリカール社

【ウイスキーについて】
バランタインの原酒バランタイン・ファイネストのご紹介はこちら
・バランタイン17年のご紹介はこちら
グレンエルギン所有:ディアジオ社

【ウイススキーについて】
ホワイトホースの原酒のご紹介はこちら
ロングモーン1919年4月:竹鶴政孝が修行した蒸溜所の1つ。
ミルトンダフ・ミルトンとは、「製粉粉のある村」を意味します。
・ダフトは、その土地を納めていた一族「ダフ」からとっています。

【ウイススキーについて】
・バランタインの原酒
バランタイン・ファイネストのご紹介はこちら
・バランタイン17年のご紹介はこちら
グレンマレイ所有:フランスのラ・マルケにケーズ社

【ウイススキーについて】
・フランスで人気の「ラベル5」の原酒
・グレンマレイ12年の紹介はこちら
リンクウッド所有:ディアジオ社

キース地区(※紫で記載)

ストラスアイラ【ウイススキーについて】
シーバスリーガルの原酒を生産している。
・シーバスリーガル12年ミズナラスペシャルの紹介はこちら

ローゼス地区(※水色で記載)

グレングラント所有:カンパリ社

1840年グラント兄弟が創業
ポットスチル:変形ボール型・ストゥーパ(仏舎利塔)のタイプ
イタリアでのシェア率は70%
グレンロセスカティサークのキーモルトの蒸溜所
ポットスチル:計10基(初留5+再留5)
スペイバーン所有:インバーハウス社

ダフタウン地区(※黒で記載)

バルヴェニー所有:ウィリアム・グラント&サンズ社

・グレンフィディックの姉妹蒸溜所
・グレンフィディック、キニンヴィと同敷地内に建設。
・フロアモルティングを行なっている。
グレンフィディック・シングルモルトの先駆者で、ウィリアム・グラントが創業。
・ポットスチル:スコットランド最多(初留11+再留20)
・年間生産量:1,370万ℓ(スコットランド最大)
・2017年最も売れているシングルモルト
・加熱方式:直下焚き

【ウイスキーについて】
・グレンフィディック12年スペシャルリザーヴの紹介はこちら
キニンヴィ所有:ウィリアム・グラント&サンズ社

・グレンフィディック、バルヴェニーと隣接。
モートラック所有:ディアジオ社

・ダフタウン内で最も古い蒸溜所。
・ディアジオの異端児と呼ばれている。

リベット地区(※緑で記載)

ザ・グレンリベット所有:ペルノリカール社

・ポットスチル:14基
・1824年:酒税法改正後、政府公認第1号蒸溜所

【ウイスキーについて】
ザ・グレンリべット12年の紹介はこちら
・ザ・グレンリベット・ファウンダーズリザーヴの紹介はこちら

スペイ川中・下流域(※オレンジで記載)

アベラワー所有:ペルノリカール社
カードゥ・世界で一番売れているジョニーウォーカーの原酒を、作り続けている蒸溜所。
・スペイサイドの丘に位置する。
・ウイスキー産業の女王
クラガンモア【ウイスキーについて】
オールドパーの原酒
・オールドパーの紹介はこちら
グレンファークラス所有:J&G・グラント社

・加熱方式:ガス直下焚き

【ウイスキーについて】
グレンファークラス10年の紹介はこちら
マッカラン所有:エドリントングループ

・ポットスチル:計36基(スコットランド最大級の蒸溜所)
・シングルモルトの売り上げ世界3位
タムドゥー所有:イアンマクロード社
トーモア所有:ペルノリカール社

【ウイスキーについて】
ロングジョン・バランタインの原酒
・バランタイン・ファイネストのご紹介はこちら
・バランタイン17年のご紹介はこちら

アイラ島

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アイラ島は、スペイサイドと同様に、スコッチウイスキーの聖地と呼ばれています。

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アイラモルトの特徴は、島特有の「海の香りのするウイスキー」だと評判です。

アイラ島のウイスキー生産地区(8つ)

スコットランドのアイラ島にある主な蒸溜所

北から時計回りに

ブナハーブンアイラ島のモルトウイスキーをブレンディングしたブラックボトルのホームになっています。
アードナホー所有:ハンターレイン
カリラ所有:ディアジオ社

・年間生産能力600万ℓを誇る、アイラ島最大級の蒸溜所
・仕込み水:ナムバン湖
・『花と動物シリーズ』のラベルでアザラシが描かれた
アードベッグ・1997年:グレンモーレンジィ社が買収
・年間生産能力は140万ℓで、アイラ島最小
・仕込み水:ウーガダール湖
・アードベッグ:ウーガダール、アンオー、ルネッサンス、ブラスダなどの銘柄がある
・シーバスリーガル、バランタインの原酒。

【ウイスキーについて】
バランタイン・ファイネストのご紹介はこちら
バランタイン17年のご紹介はこちら
アードベッグのご紹介はこちら
ラガヴーリン所有:ディアジオ社

・アイラ島の南の玄関口に位置。
・ディアジオ社の『クラシックモルト』の1つ。
・ホワイトホース社のピーター・マッキーの修行蒸溜所。
・ホワイトホースの原酒
ラフロイグ所有:ビームサントリー社

・チャールズ皇太子の愛飲の酒。シングルモルト唯一のロイヤルワラントを授与。
・伝統的なフロアモルティングを実施。
・ラフロイグオフィシャル カーチェス(カーディス)が有名
ボウモア・アイラ島内で、一番古い創業(1779)
・フロアモルティングを実施

【ウイスキーについて】
ボウモア12年の紹介はこちら
ブルックラディ所有:レミーコアントロー社

アイラ島内で唯一ボトリング設備がある。
・『ポートシャーロット』というブランドが造られている。
・ボタニストと呼ばれるジンも製造

【ウイスキーについて】
・ポートシャーロットの紹介はこちら
キルホーマン小規模のフロアモルティングを実施。

アイラ島には3箇所の蒸溜所ボウモア・ラフロイグ・キルホーマンが、伝統的なフロアモルティングを現在も実施しています。
また、アイラ島内には唯一の製麦所『ポートエレン モルトスター』があります。

ハイランド

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ハイランドとローランドの線引きは、東のダンディーと西のグリーノックを結んだ境界線です。

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そうですね。
そして、ハイランドの玄関口にある町で、ネス湖の河口にあると言えば、『インバネス』と呼ばれる町が有名です。

スコットランドのハイランド地方にある主な蒸溜所

北ハイランド

バルブレア所有:タイビバレッジ

・映画「天使の分け前」の舞台
・ヴィンテージ表記するのが特徴
クライヌリッシュ所有:ディアジオ社

・シンボル:北ハイランドの山猫
ダルウィニー所有:ディアジオ社

ロイヤルハウスボールドの原酒
ダルモア所有:フィリピンのエンペラドール社

ホワイトマッカイの原酒を生産。
・チューリップの様な『ランタンヘッド』を使用
グレンオード所有:ディアジオ社

・ポットスチル:14基(ディアジオ社最大の1,100ℓ)
グレンモーレンジィ・硬水190「ターロギーの泉」を仕込み水に使用。
・スコットランドで一番背の高いポットスチルを使用。(当時は中古のジン用)
・ポットスチル:12基,600万ℓ
・ソーテルヌ樽で後熟させたモルトウイスキーは『ネクタドール』。

【ウイスキーについて】
グレンモーレンジィ・オリジナルの紹介はこちら
プルトニー所有:タイビバレッジ

・シンボル:ニシン(かつてニシン港と栄えたことから)
・ウルフバーン蒸溜所ができるまでは、最北端の蒸溜所だった
トマーティン所有:宝酒造(日本企業が初め所有した蒸溜所)
ウルフバーン所有:オーロラ・ブリューイング社

・2013年創業
・サーソの町にある本土最北端の蒸溜所

東ハイランド

東ハイランドの都市は、『アバティーン』と呼ばれる北海油田の基地として有名な都市です。

グレンドロナックティーチャーズの原酒。
・寛容に配慮したウォッシュバックを使用。

【ウイスキーについて】
ティーチャーズの紹介はこちら
ノックドゥー所有:タイビバレッジ
ロイヤルロッホナガー・英国王室の夏の宮殿バルモラル城の隣に位置する蒸溜所。
・ディー川の側
・英国王室ご用達
アードモア所有:ビームサントリー

・ポットスチル:8基(東ハイランド最大級)
マクダフ所有:バカルディ社傘下のウィリアム・ローソン社

東ハイランドには上記以外にも、ローンウルフ蒸留所・グレンギリー蒸留所・グレンカダム蒸留所があります。


南ハイランド

ブレアアソール所有:ディアジオ社

ハイランドの玄関口ピトロッホリーの町に位置する。
・花と動物シリーズ(ティーニニック)で、カワウソが描かれている。
アバフェルディ所有:ジョン・デュワー&サンズ社

・ポットスチル:4基
デュワーズの原酒
・シンボル:赤リス

【ウイスキーについて】
デュワーズ ホワイトラベルのご紹介はこちら
エドラダワー所有:シグナトリー社

・生産されるほぼ全てが、シングルモルト用。
グレンゴイン所有:イアンマクロード社(ブレンダー)
グレンタレット所有:アート&テロワール社

1775年創業の、最古の蒸溜所。
・ウイスキーキャットのタウザーがいた蒸溜所。
(ギネスにも掲載された)
ディーンストン所有:ディステル社

・仕込み水:ティス川
・ロビンフッドのロブ・ロイの舞台トロサック地方に位置。
タリバーディン所有:ピカール社

西ハイランド

ベン・ネヴィスベンネヴィスは、イギリス最高峰の山を指す。
オーバン所有:ディアジオ社
ポットスチル:2基
  • ディアジオ社の『クラシックモルト』の1つ。
  • ほとんどがシングルモルト
  • 作曲家メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」序曲「フィンガルの洞窟」に関係する。

ローランド

スコットランドのローランド地方にある主な蒸溜所
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ローランドは、グレーンウイスキーを誕生させたあと、ブレンデッドが登場した土地です。
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ローランドの中に位置するエジンバラは、世界遺産に選ばれた首都なんですよね!
キングスバーンズ王様の穀物庫と呼ばれるほど、王室との関係が深い土地に蒸溜所がある。
地元のファイフ産の大麦のみ使用し生産されている。
ダフトミル所有:カスバート家
グレンキンチー所有:ディアジオ社
  • ジョニーウォーカーの原酒
  • ディアジオ社のローランドを代表する『クラシックモルトシリーズ』の1本
アナンデール所有:アナンデール・デイスティラリー
ブラッドノックスコットランド最南端の蒸溜所。
詩人ロバート・バーンズゆかりの土地に位置する。
アイルサベイ所有:ウィリアム・グラント&サンズ社
  • カーヴァン蒸溜所(グレーンウイスキー蒸留所)内に建設。
オーヘントッシャングラスゴーから北西に位置する。
3回蒸留
蒸溜所はローランドに位置するが、水はハイランドのものを使用。
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オーヘントッシャンがあるグラスゴーは、スコットランド内で最大の人口数を誇る都市です。

また、ボーダーズ地方にはツイ川と呼ばれるニット産業で有名な川が通っています。

キャンベルタウン

スコットランドのローランド地方にある主な蒸溜所
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キャンベルタウンは、キンタイア半島にあり、昔は30以上の蒸溜所がありました。
今では、たった3箇所の蒸溜所しかありません。

キャンベルタウンは、港町ということもあり海上輸送の拠点で、アメリカ市場で発揮していました。
しかし、アメリカで禁酒法時代の際、キャンベルタウンは粗悪なウイスキーを、大量に密輸していたため、悪いイメージが値付けられ頭を抱えます。

アメリカの禁酒法は1920年に発行されました。

そのため、多くの蒸溜所は閉鎖へ追い込まれ、現在残っている蒸溜所は、品質を守り続けた蒸溜所のみです。

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キャンベルタウンモルトは、港町らしい塩辛さが特徴です。

キャンベルタウンの蒸溜所

グレンガイル所有:J&A・ミッチェル社
新製品ブランド「キルケラン」は、キャンベルタウンの旧姓。
グレンスコシア所有:ロッホローモンド・グループ社
グレンスコシア キャンベルタウンハーバーの紹介はこちら
スプリングバンク所有:J&A・ミッチェル社
  • ピートは、マクリアニッシュの土地から切り出して使用。
  • ノンピートのモルトウイスキーは『ヘーゼルバーン』
  • 加熱方式:直下焚き蒸留
  • 3回蒸留
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キャンベルタウンは、キンタイア半島にあります。

キャンベルタウンは、ニッカウヰスキー竹鶴政孝の、ウイスキー造りの重要な土地でもあるんですよね!

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1920年に竹鶴政孝が、本格的にウイスキーの修行に取り組んだ蒸溜所が、キャンベルタウンにあったヘーゼルバーン蒸溜所でした。

アイランズ

スコットランドのアイランズにある主な蒸溜所
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アイラ島以外の、スコットランドの北から西までの島を、まとめてアイランズと呼びます。

アイランズの島ごとの蒸溜所

オークニー諸島
ハイランドパーク所有:エドリントングループ
  • スコットランド最北の蒸溜所(約 北緯59度)
  • 仕込み水:タランティットの井戸水
  • 直下焚きではない!

ハイランドパーク12年の紹介はこちら

スキャパ所有:ペルノリカール社
  • メイランド島の高台に建設。
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オークニ諸島は、北に大小70ほどの島で構成される諸島でもあります。
ルイス島
アビンジャラク所有:エンペラドール(フィリピン)
  • 2008年創業
  • アウター・ヘブリーズ諸島の一部
  • アイランズモルトの中で最も南にある蒸溜所
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アウター・ヘブリーズ諸島以外の、インナーヘブリディーズ諸島は「スカイ島・マル島・ジュラ島など」です。
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ルイス島は、アウターヘブリーズ諸島の中で、最も大きな島なんですよね!
スカイ島
タリスカー
  • インナー・ヘブリディーズ諸島の一部
  • ワームタブ方式の伝統的な冷却を行なっている。
  • 3回蒸留

タリスカー10年の紹介はこちら

トラベイグ2017年に建設
マル島
トバモリー
  • インナー・ヘブリディーズ諸島の一部
  • 左隣の島「アイオナ島」は、アイオナ修道院で有名。
  • ノンピート「トバモリー」
  • ヘビーピート「レダイグ」
ジュラ島
アイル・オブ・ジュラ
  • インナー・ヘブリディーズ諸島の一部
  • 「1984年」をジュラ島で執筆したのは、ジョージ・オーウェル。
アラン島
アイル・オブ・アランアイランズの最南端にある蒸溜所
アラン・シェリーカスクの紹介はこちら
ラッグ2019年にオープン

スコットランドのグレーンウイスキー蒸溜所

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スコットランドには、グレーンウイスキーの蒸溜所が、1つの会社に付き約1ヶ所用意されています。
キャメロンブリッジ所有:ディアジオ社
  • ファイフ地方のウィンディゲートの位置。
ガーヴァン所有:ウィリアム・グラント&サンズ社
  • 敷地内には2007年創業のアイルサベイ蒸留所がある
インバーゴードン所有:エンペラドール社(ホワイト&マッカイ社)
ロッホローモンド所有:ロッホローモンド社
ロッホローモンド12年の紹介はこちら
ノースブリティッシュ所有:エドリントングループ社
スターロー所有:ラ・マルケニケーズ社
ストラスクライド所有:ペルノリカール社

スコットランドのボトラーズブランドたち

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ボトラーズブレンドとは、蒸溜所からではなく、瓶詰め業社が様々な蒸溜所から原酒を購入し、オリジナルでブレンド熟成させた製品のことです。
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日本とはシステムが違いますね。

蒸溜所が販売する製品は、『オフィシャルボトル』です。
例えば、日本の余市蒸溜所や、山崎蒸溜所から販売されるのは、オフィシャルボトルに当たります。

スコットランドのボトラーズ会社
シグナトリー社【アンチルフィルタード・コレクション】
特徴:ラベルに蒸溜所名や、樽の材質などを詳細に記載。
ゴードン&マクファイル社【コニサーズチョイス】
特徴:シングルモルトブームの火付け役になったブランド
ダンカンテイラー社【ピアレスコレクション】
特徴:アメリカ人のアベローゼンベルグが設立した会社。
「ピアスコレクション」シリーズを販売
ウィリアム・ケイデンヘッド社【シェリーバット】
特徴:スコットランドで最古のボトラーズで、現在は様々な国に店舗を構えている。
ダグラスレイン社【リージョナルモルト・シリーズ】

スコットランド・ウイスキー関連の備考

1941年エリスケイ島で起きたSSポリティシャン号の海難事故をモデルに、コンプトン・マッケンジーが小説『ウイスキーガロア』を執筆。

スコットランドの作家R.L.スティーブンソンは、『宝島』『ジキル博士とハイド氏』を執筆。

クラシックモルトシリーズ:クラガンモア、グレンキンチー、オーバン、タリスカー、ラガブーリン、ダルウィニー(北ハイランド代表)

スコットランドの『ブレンデッドウイスキー』

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ウイスキーを飲む時、スモーキーな味を好んでいる方であれば、一度はスコッチウイスキーを飲んだことがあるはずです。
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スコッチウイスキーは、アイリッシュウイスキー同様に、ウイスキー文化の土台となってきた、数多くの銘酒があります。

また、シングルモルトウイスキー以外にも、様々なブレンデッドウイスキーが数多く有るので、ぜひまだ飲んだことがない方は挑戦してみてください。

シーバスリーガル(ペルノリカール社)

シーバスリーガル 12年 ミズナラスペシャル
シーバスリーガル 12年 ミズナラスペシャル
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シーバスリーガルは、吉田茂元首相や故アイゼンハワー米大統領などの著名人が愛していたウイスキーです。
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そして上記の写真の、日本限定『シーバスリーガル・ミズナラ』は、ミズナラ樽で後熟させていて、驚くほど飲みやすいお酒として知られています。

カティサーク(フランス:ラ・マルケニケーズ社)

カティーサーク 700ml
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禁酒法時代に、アメリカをターゲットにして造られた、グレーンウイスキーです。
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そして、スコットランドの国民詩人のロバート・バーンズが書いた、『タム・オ・シャンター』が元になっています。

豆知識ですが、彼の誕生日は1月25日です。

ロバート・バーンズは、NHK連続テレビ小説『マッサン』で登場した『蛍の光』の原詩者としても知られています。

次回の予告

今回は、ウイスキーの歴史を語るには欠かせない、スコットランドのスコッチウイスキーをご紹介しました。

次回は、5大ウイスキーの中でも、現在一番古い歴史を持つと言われている、アイルランドのアイリッシュウイスキーを、皆さんへお伝えしていきます。

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ぜひ、ご賞味あれ!
フレーバーの詳細情報からお好みのウイスキー検索したい方はこちらへ
スコットランドは、5つのウイスキー生産国の中でウイスキー消費量の約6割りを占めるウイスキー大国!

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